経営コンサルタント毛利京申
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愛知県を中心に全国で中小企業のコンサルや講演活動や経営に苦し...

愛知県を中心に全国で中小企業のコンサルや講演活動や経営に苦し...

2023/05/01

愛知県を中心に全国で中小企業のコンサルや講演活動や経営に苦しんでいる企業の再建業務を行っている経営コンサルタントの毛利京申(もうりたかのぶ)です。

今日は、ホームページにも記載していない地方の工務店のお話をしたいと思います。
この会社は、元々は土木工事業をメインにしておりました。
ところが、土木と言っても港湾工事がメインだったので、その仕事も減少に減少を重ねていきました。
よって、新規事業として、マンション建築や木造建築にも手を伸ばしてきました。
ところが、年に2棟から3棟とその数が伸びず、負の債務を背負いながらでは、その返済まではいきません。
よって、私のところに依頼がありました。
一般的には、完成近くになると、新聞チラシを入れて内覧会を行ったり、ハウジングマガジンに広告を載せたりして宣伝するのが一般的ですが、私はその立地によって、作戦を変えていたのです。
旧市街だと、周りには古い建物が多く、そのほとんどは、親が持っている土地に子に上物を建てさせるというものでした。
よって、一件新築の話があっていざ、建てることになると、毎日のように近隣に挨拶に行ってもらいました。
「工事車両が路上駐車して迷惑をかける」という理由です。
そうして、毎日近隣の人に挨拶をするようになると、向こうからも声をかけられるようになります。
「〇〇日に完成するので、一度見に来て下さい。」というお声がけも忘れてはいけません。勿論施主の同意を取りますが、ご近所さんなので、断りはしません。
内覧会当日には、トステムにも手伝いに来てもらい、リフォーム相談会の窓口も置いたりしていました。
そうすることにより、ご近所さんから「うちもそろそろ息子に・・・」と話を貰えるようになりました。
こうしたことを繰り返していると年商が10億近くにまで伸びたのです。
年に1億にも満たなかった建物が、30棟を超えるようになったのです。
尚、ここまで来るには、ちゃんと組織の構築もしないと無理が出てきます。
このようにご近所さんを大切にした結果という事案でした。
https://mouri-consultant.jp/


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