名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
一昨日、日本のインフレ率が3.2％になりました。
と言うことは、100万円の価値が、968,000円になったということになります。
そうなれば、その32,000円分の価値を、新たにあげなければなりません。

これは、ロシアＶｓウクライナ戦争により、原油が高騰し、物価が上昇していることが大きな問題となっております。
更に、中東の戦争が始まり、これから中国が台湾侵攻すると、更にインフレになると言われていますが、そもそも25年前から日本の所得が上がっていません。
年金も、どんどんカットされ、更には介護保険料まで徴集されています。

私は、今年65歳になりましたが、同級生は定年を迎えた人、来春に迎える人がほとんどで、
口を揃えて、これからの話をしてきます。
私の知る限りでは、親の財産を引き継いでいる人は別として、蓄えが十分で、働かなくてもいいと言う人は、数％のようです。

特に、中小企業の経営者においては、今の資金繰りの問題を抱えながら老後の生活をどうするのか悩み苦しんでいるように思います。
来月、地元の北海道で、同窓会があるので、中学を卒業後疎遠になっている隣に住んでいた同級生に電話をすると、懐かしいよもやま話にはずんでおりました。
父親が水道局に勤務していて、私の父が警察署の官舎。その隣が水道局の官舎でした。
私は、彼が水道の仕事をしていることは耳にしていましたが、彼のお兄さんの水道会社で一緒に経営していると思っていましたが、お兄さんは15年前に亡くなり、今は１人で経営していて、子供は２人いるけど、娘は出戻り、長男は３６歳独身。奥さんは10数年前から若年性アルツハイマー病とのことで、日中はデイサービスに通っているけど、朝晩の食事の世話は介護で毎日疲れて、早く死にたいと愚痴をこぼしていたのです。
私の母も15年ほど前から認知症になり、大変な思いをしたので、理解できますが、8年ほど前に漸く施設に入ると言ってくれたので、今では安心していますが、介護費用を少し負担しています。
多くの人は、介護費用がないから施設に入れることができないのです。
そう考えると、自分の問題だけではありません。

老後を心配するのなら、まずは、考えられることを全てやることからです。
1　自社の売上を伸ばして、給与を上げ蓄えを作ること
2　多額の負債を抱えている場合は、その処理をすること
3　投資をするのか、投資が嫌いなら更にどうやって売上を伸ばすかを考えて則行動する
の３つが考え方の基本です。

それには、まず、月にどれだけの収入が必要なのかを出します。
これがベースになります。

そこから事業計画書を作成するのです。
私は、必ず事業計画書を作成して、それを銀行やリース会社にも提出して、業務を開始します。
今までは、有難いことにパーフェクトに計画以上の結果を出すことができました。
問題を抱えているのなら、絶対に解決するという強い意識を持ち、お互いに頑張りましょう。

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