名古屋を拠点で、全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
おはようございます。
昨日、昼からの飛行機で、新千歳から中部国際空港に戻りました。
３月の北海道は、インバウンド客で、どこもごった返しておりましたが、中国・韓国人は財布のヒモが固く、思ったよりも売上も期待したほどではなかったようです。
札幌駅の新幹線乗り入れ工事に伴うエスタとバスターミナルの解体工事は、材料費の高騰により２年間も延期になり、一度足場を組み、テントで建物を囲っていましたが、それが全て外されておりました。
そうと解っていれば、建物内に入っているテナントの退去も2年後でよかったですよね。
固定資産税、家賃などを考えるとかなりの損害が出ました。
コロナ禍あと、飲食業は苦戦を強いられており、破産する企業が急増しています。
札幌は飲食店の数が多く、ススキノだけでも8000店もあるそうですが、これだけあると、生存競争も激しく、生半可なお店では、生き残ることはできません。
よって、味質ともに求められる要求も高いので、どうすれば生き残れるのかを考えていました。
どんなに素晴らしいものを提供するとしても、お店の存在を知ってもらわないと来店して貰えません。
いろんな商売を見てきましたが、初来店客には、いろんな集客方法を見せますが、リピーター客には、何らのサービスをしていない。
どの商売でも初来店客だけでは、たちまち倒産してしまいます。
今回、来店したお店でも次に来て欲しいという施索がありませんでした。
何と書くもったいないです。
飲食店は、個人の趣向が強いので、何を求めているのかに寄りますが、やはり今は、お店のホームページを作成している飲食店は少なく、ほとんどがネットエージェントのサイトもしくはGoogle　mapによる検索に委ねられているようです。

例えば、「札幌駅、居酒屋」とか「札幌駅近郊、居酒屋、日本酒」などとキーワードを打ち込む検索方法が一般的です。
ところが、どうやらこれだけでは、古いようです。
今回の来道では、2日間で10軒ほど梯子しましたが、どのお店でも「目玉料理」がありました。しかも格安料金で提供しています。
逆に言い換えれば、それだけ集客に苦戦を強いられていて、苦肉の策のアイディアだったのだと思います。
ビール中ジョッキ300円、刺し盛1280円（見た目2000円以上）、飲み放題（サントリー・プレモル、日本酒種類、サワー類、ソフトドリンク３時間1680円と何がしかの特色を詠っているお店がほとんどでした。
あとは、スタッフ力です。愛想のよい、こぎれいなスタッフがいるお店は、回転も速く、また行こうかなと思わせます。
私が経営していたピザ＆パスタのお店は、全部で88席ありました。
当時は、石窯を持っているイタリアンはとても珍しく、連日来店数が1000人を超えていました。
その中でもモデルにしてもいい学生スタッフがいましたが、その子目当てでやってくるお客もいて、その子が横を通ると、呼び止めて追加オーダーするのです。
アイコンタクトもしっかりできて、その子がシフトに入ると、ドリンクの注文も増えるのです。
「もう一杯如何ですか？」と笑顔で声を掛けられるだけで、「じゃもう一杯」とおかわりをする客が増えるのです。
これは、飲食店だけではありません。
吐いて捨てるほど同業者が多い中、他社にない特色を持っていないと、これからは生き残りが０に近いかもしれません。

経営に関するお悩みをお持ちの方！
もう大丈夫です！
経営コンサルタントにお任せ下さい！
とことん寄り添い全力サポート致します！
#経営不振＃売上促進#販売促進＃事業継承＃社員教育＃企業再生＃経営改善＃早期解決＃情報戦争＃資金繰り＃経営コンサルタント＃コンサルティング＃物流＃建設＃ビジネスマナー＃中小企業＃零細企業＃企業再建＃自殺#事業計画#事業計画書

https://mouri-consultant.jp/