経営コンサルタント毛利京申
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名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です...

名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です...

2024/05/24

名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
早速ですが、ネットのコラムで、『会社を倒産させない秘訣を教えます。』というコラムを見つけたので、「あっ、俺と同じことを言っている」と即読むことにしました。
私は、「破産したくないラブレター」という本も出しているので、興味を持ったのです。
そして、その目次を読むと、これに該当すると自分で思っている人は、読まないだろう。
もうひとつは、これに該当していたとしても本人は、「自分ではない」と思っている人が多数を占めると思いました。
人は、図星なことを言われると、避けるか怒るかする人が多いものです。
だからこそ私は、成功する経営者は、素直・謙虚」であることと言うのです。

この目次の体表的な会社を倒産させる社長というものは、
1 計画なく思い付きで経営している。
2 ビジョンとミッションがない
3 成長しようとしていない
4 失敗を認めない
5 社員が休暇を取ると悪人扱いにする
6 労働条件を改善しない
などでした。

そこで、少し前の事件の事例があります。
2001年9月に起きた狂牛病の風評後に、次から次、いろんな企業が食品偽装をしました。
その中で、飛騨牛の丸明の事件での記者会見の模様です
以下、一部コピペしますが、
岐阜県養老町の食肉卸販売業「丸明」がブランド和牛「飛騨牛」の等級などを偽って販売したとされる問題で、同社の吉田明一社長が会見し、謝罪した。
この日の会見では、最初はうつむいて「申し訳ありません」を繰り返すばかり。話し始めたと思ったら、会見に同席した広報担当者に「質問されていることと答えていることが違う」などと指摘されてしまうほどの「トンチンカンぶり」だった。
2008年6月26日に開かれた会見冒頭で、吉田社長はこのように謝罪した。これまで偽装については「従業員がやった」などと豪語していたが、この日は「従業員のせいにしましたことをおわび申し上げます」と一転して自身の責任を認めた。
この問題は、2等級の牛肉をブランド牛として「飛騨牛」と表示できる3等級として販売していた等級偽装、消費期限の切れた牛肉の混入、加工日の改ざん、豚肉の産地偽装などの疑惑が、従業員の証言から発覚したというものです。
会見で吉田社長は、「元従業員への謝罪は?」と記者から聞かれても「申し訳ありませんでした」。「謝るだけではなく説明が必要では?」と追及されても「申し訳ありません・・・」。「社長の指示で偽装を仕方なくやったのでは?」にも「申し訳ないです・・・」と繰り返すばかり。
「2等級の牛肉を3等級として売ったのか」という問いについては、「一部そういうことも。2等級でも3等級の値打ちもあります。それは、その品物で評価して、こういう品物の値打ちがあるんじゃないかと、私が評価しました」と、自ら「等級偽装」をしていたことを認めた。しかし、「飛騨牛として売れと言った覚えはないという意味なのか」という問いには、
それは解釈のしようでございますと訳の分からない回答をし始め、「飛騨牛に偽装しろとは言ってないのか」と言う更なる問いには「それはお宅さんの判断に任せます」とはぐらかした。
丸明の広報担当者からは、会見の途中
「(吉田社長は)単語の数が増えると理解できないので、社長に質問されるときはなるべく区切って質問していただけますか」
という異例の「お願い」が飛び出す始末。しかし、その後も吉田社長のトンチンカンな発言は続く。
「社長、質問されていることと答えている内容が違います」
「消費期限の偽装」について、広報担当者が「社長の指示で混入していた事実はあります」と述べると、吉田社長は「うぅ」と何か言いたげな様子に。具体的な指示について聞かれると、社長からは、「話しますと、製造日なら、40日で10のセットの日付してあります。普通は50日でできるんですね、中の生肉としてね・・・」
これまた訳のわからない「お話」が。広報担当者がたまりかねたのか「社長すいません。質問されていることと答えている内容が違います」と指摘。
「そうか・・・そういう細かいことから指摘しないと、皆さんがわかりませんもんで、私は細かいとこから説明しようと思いました。まま、そういうわけで、すいません」と口ごもった。それでも記者から「どうぞ続けてください」と諭されたが、「ままま、もよろしいです」と、これまた訳が分からぬまま話は中断。消費者を欺いたのでは、という指摘についても、「消費者を欺いたというのか、私はそういうことで、(消費期限の改ざんは)何回か以上ありますよ。それは私もしましたということを認めています。それはごめんなさいということね。はい」
という、やりとりを何度もしたあと、最後に、「私は消費期限の偽装を社員に頼んではいません」と正反対のことを言い出す始末で、聞いていても意味は解らないし、本当に腹が立ったのです。

よって、私は、会社が倒産するのは、上に書かれたことよりも、根本的な理由は、
1 人の話をきちんと聞けない。聞かない、理解できない。
2 素直に謝れない。
3 何が良くて、何が悪いのか法律的に理解できない。

ことが、企業の倒産に繋がっていくのだと思います。

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