名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です...
2024/08/20
名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
おはようございます。
早速ですが、経営者なら誰もが一度は、倒産危機を迎えたことがあると思います。
この時に、一番重要なのは、この倒産危機を乗り切れる資金があるかどうかだと思います。
コロナ禍やリーマンショック、震災、狂牛病など予期しない事態なら手の打ちようがありませんが、倒産した企業にアンケートを取ると、倒産を予期した時は、いつ頃か?
という設問には、半年から1年という回答が最も多いようです。
次に1年から3年という回答です。
倒産は、人で言えば、死亡です。
これだけの時間があれば、いくらでも手の打ちようがあり、再建することが可能です。
私は、永年弁護士事務所に勤務していましたが、あまりにも倒産する企業が多いために、倒産して自殺まで考える人を救うために経営コンサルタントとして独立しました。
経営コンサルタントになってからも自殺する経営者が絶えません。
かれこれ、10年前になりますが、ある温泉地のホテルのコンサルを国の助成金を貰って支援することになりました。
事前の報告書により、多額の負債を抱えていて、苦しいことは知っていました。
社長と奥さんの女将の2人で、経営を動かしておりました。
奥さんは、やり手で日創研のメンバーでもありました。
最初の日は、社長と奥さんとヒアリングを行い、その日は、そのホテルに泊まり、料理を食べ、ハードを点検などをしました。
翌日朝には、料理とハードについてのヒアリングをして、すぐに改善できることをアドバイスしたのです。
次回は、翌月とし、料理長と会うことになりました。
ところが、約束の日に伺うと、料理長が失踪してしまったのです。
まだ一度もお会いしたことがない料理長がいなくなり、その日の夕食の手配や朝食の準備のことで、打ち合わせどころではありませんでした。
その失踪した料理長は、女将が説得して翌月に会うことが決まり、会うことができました。
私は、初めから意見を言うつもりは、ありません。
趣味や好きな食べ物などの話をし、世間話をしながら、料理長の想いを引き出します。
永年、業績の悪いホテルや旅館というものは、どこも料理の器が古いのが気になります。
交換できる資金をけちるので、いつまでも古い器を使っているのです。
器が古くなると、器の柄が擦れたりして、古びれて見えます。
器が映えると、料理がおいしく見えます。
一品だけでも器を変えるだけで、料理が評価されるのです。
そうなると、料理人もやる気が沸いてくるのです。
そういうことで、その料理長との打ち合わせが終わり、次回器を1種類選ぶ段取りをして、
ところが、ホテルに伺うと、今度は、社長が失踪して行方不明になったと知らせが来て、ドタキャンです。
この日は、知人らで、いろいろ探し回りましたが、どこにも見つかりません。
翌朝、女将がボイラー室で、痛ましい姿で発見されたのです。
私は、弁護士事務所時代からこのような経営者を見てきました。
そうして、自殺を考えている人も救ってきました。
もし、経営が苦しいのなら、一人で我慢しないで、お気軽にご相談下さい。
そのような人を救うために、私はこの仕事を天職としたのです。
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