『売上をどうやってあげるかが経営課題』
2024/08/22
『売上をどうやってあげるかが経営課題』
名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
私は、学生時代から弁護士事務所に勤務していましたが、銀行からホテルの訴訟案件を紹介されたことがきっかけで、そのホテルから懇請されて、再建業務をすることになり、無給で引き受けました。
なぜ、無給だったかは、93億もの負債を抱えていたために、とても給与を取れるような状況ではなかったことと、こんなに厳しい経営を強いられているのに、このホテルから給与を取ることが、自分のプライドが許さなかったのです。
専務は、このような状況にも拘らず、銀行から社長は出社に及ばずと言われていた立場を利用し、好き勝手に経営し、年収を2400万円も取っていたので、専務を解任して、その浮いた給与を運転資金に使いたかったからです。
メインバンクから執行していた銀行員が、ホテル幹部に対し、「社長も無給でよく頑張っているよな」と口を滑らせてしまったために、私が給与を取っていないことを知られてしまいました。
その後、すぐに幹部数人から「社長が給与を貰っていないと聞きました。給与を取ってもらわないと自分達が給与をもらいづらいじゃないですか?」と直談判されたことをきっかけに、次年度から100万円給与をもらうことにして、社会保険も加入することにしたのです。
しかし、100万円を取る為には、何をやって売上を伸ばすのか?事業計画書を作成することにしたのです。
100万円を利益として確保するには、宿泊者を月に300人ほど集客しないといけないことになります。
社員は、私の意気が伝わったかのように、いろんなアィディアを率先して出すようになり、指示待ちだった姿勢から自ら考えて行動するように変化して行ったのです。
周りの人からは、「自分が背負った塞いでもないのに、どうしてそうも、一生懸命にやるの?」と言われていました。
私は、これだけの負債を抱えていても再建できるという自信があったので、経営を引き受けました。
社員の誰もが93憶もの負債を抱えていることは知っています。取引菜もそれを知っていたので、全て現金取引でした。
そんな状態のホテルにロマンを持って、情熱をぶつけて立ち向かっている社長の姿に、熱いものを感じたそうです。
「社長は本気だ」「この社長なら本当にやるかもしれない」と意気が伝播していったから翌年には、年商4億の売上を伸ばすことができたと思っています。
倒産するのも、破産するのも全ては社長の責任です。
情熱という魂をぶつけて、再建に立ち向かったから、社員も動いてくれたのだと思います。
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