『流した汗は噓をつかない!』
2024/10/29
『流した汗は噓をつかない!』
名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
早速ですが、私は学生時代から弁護士事務所に勤務していました。
28歳の時に、違う事務所にヘッドハンティングをされ移籍しました。
ヘッドハンティングというよりも今まで勤務していた事務所を漠然と退職してから他の就職先を探そうと考えていたのです。
ところが、裁判所の職員から電話があり、「他の事務所で職員を探しているので、半年でもいいから手伝う意思はあるか?」を尋ねられ、「半年ぐらいなら」と、その事務所に面接に行き、支度金をもらい移籍したのです。
その事務所は、大手企業をたくさん顧問に持っており、誰もが知っているナショナルブランドの企業も数社抱えていました。
とにかく、忙しく残業も当たり前で、土日も出勤していました。
とても半年で解決できるやわな状況では、ありませんでした。
当時は、残業手当などの手当てもなく、有給手当などもあってないような事務所でしたので、それから14年間勤務していましたが、残業手当も有給も一度も請求したことはありませんでした。
ファイナンス会社も顧問でしたので、夕方に来所されて相談を受けて、それから不動産仮差押えの書類を作成し、深夜に完成して、翌朝顧問先に連絡して凡その供託金の金額を知らせて、昼からいろんな裁判所に昼過ぎに持ってきてもらうように手配して、朝いちばんで裁判所に作成した書類を提出してから決定がでるまで待っていました。
仮差押えというのは、不動産の名義を債務逃れで羽賀研二のように、他人の名義に変更する人がいるので、その前に差押え、債務逃れを防ぐための事件なのです。
私は、損得ではなくきちんと仕事を解決するのが仕事なので、がむしゃらにやってきました。
仮差押えは、早ければ早いほどいいのです。
こうした仕事をするうちに、どんどん顧問先が増えていき、クレジットカード会社や銀行まで顧問先になっていったのです。
信用に信用を重ねていくと、こうして信頼を重ねていったのです。
このようなやり方をしていると、銀行から名古屋市内の93憶もの負債を抱えたホテルの紹介を受けるに至りました。
ある銀行に、共同不法行為で49憶円の返還請求を受けていたのです。
こうしてホテルの訴訟の依頼から発展し、その後、ホテル経営まで懇請されて代表取締役に就任することになったのです。
その負債総額は、年商8億しかないのに93憶円です。
しかも、固定資産税は、1憶円です。
恐らく、誰もが再建不可能だと思っていたと思います。
現に、会ったこともない人から誹謗中傷を受けたのです。
「バカじゃないの?」「有名になりたいだけで・・・」「こんなの絶対に再建できない」とそしられることはあっても激励してくれる人は友達しかいませんでした。
私は、ここで自慢話をしたいわけではありません。
どうしてこんなホテルを引き受けたかです。しかも無給で引き受けたのです。
これは、私の仕事は「解決することが仕事」だから引き受けたのです。
当時は、7社の社長や役員をしていました。
ホテルは365日24時間の仕事です。
私は、毎日休みなしで23時過ぎまで働いておりました。そうでもしなければ仕事が終わらないからです。
それでも愚痴を言ったことはありません。
楽をしたいと思ったこともありません。
「いい仕事をすれば二次的に収入が入ってくる」と信じて、がむしゃらに仕事をしたのです。
例え、今すぐに結果がでるわけではないけど、コツコツ積み重ねた努力は無駄にはならないと信じていたのです。
いつかはきっと開花します。
努力が報われる日まで、この言葉を信じて胸に刻んで頑張ったのです。
『流した汗は、嘘をつかないと』
諦めるのは、いつでもできます。
死ぬのはいつでもできます。
死ぬ覚悟があれば、何でもやれます。
立ち上げるのは、今しかありません。
やるなら今、生きている間に悔いが残らないためにも今やるしかありません。
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