名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
　おはようございます。
　早速ですが、今朝の日経ビジネスに『会社が倒産する確率は？』というコラムが掲載されておりました。
　このコラムのデータは、帝国データバンクのもので、自主廃業、休眠、負債1,000万円以下の事業者は入っていません。
　これによると、
　会社の存続率は、設立して3年で65％
　10年で6.3％
　20年で、0.39％
　30年で、0.025％という結果でした。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00694/120600005/

　30年も経つと、ほとんどの会社は消滅するというものです。
　では、あなたはクルマの任意保険に加入していますか？
　会社の倒産する可能性は、交通事故よりも何十倍も高いですが、何か方策を取っていますか？
　私は、学生時代から弁護士事務所に勤務していました。
　あまりにも自己破産する人が多いので驚きました。
　最初に入った事務所では、月に20件ほど破産事件がありました。
　この事務所を辞めて、裁判所の書記官からヘッドハンティングされて４年半後に移った事務所では、月に30件ほどと、同じように事業で失敗する人がいるんだなと経営の厳しさを知りました。
　その破産の中には、自殺、ノイローゼ、夜逃げ、自殺未遂などというキーワードも隠れていて、この先行くところがない、どうしたら良いのだろう？と破産者の苦悩を聞くうちに、自分の天職は、このような経営者を救うことが自分の使命と考えて、93憶もの負債を抱えた会社を自ら引き受けて経営したことがきっかけで、経営コンサルタントとして独立しました。
「自殺させたくない」「経営で失敗させたくない」というコンセプトで起業にアドバイスをしていますが、やはりガンと同じで、早期対応が大切です。
　遅ければ、遅いほど、時間を要するし、企業再建はスピードも要します。
　特に、今の時代は、材料費の高騰、人材不足などで、直接経営に響いて来る要因が大きい時代になりました。
　よって、いろんな引き出しが必要になります。
　同じ、業種、同じ仕事を繰り返していると、近視眼的な見方しかできなくなり、毎日の作業をしているだけで、仕事をしているような気持ちになってしまうのです。
　経営者の仕事は、作業をするためではありません。
毎日、売上をどう上げるかの戦略を考えたり、マーケティングの立案が大切なのです。
　一度、時間を取って、相談に来ませんか？
　きっと悩みを解決できると思います。

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