経営コンサルタント毛利京申
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名古屋を拠点に全国で活動する

名古屋を拠点に全国で活動する

2026/01/15

名古屋を拠点に全国で活動する
経営コンサルタントの毛利京申です。
先月、15日現代ビジネス(講談社)からジンギスカン屋について取材を受けて、毛利談がさく裂させました 。
https://gendai.media/articles/-/161524
ところが、先日の北海道新聞に、そのジンギスカンが、10年前と比較して2.8倍になったとありました。
確かに10年前は100g98円程度、ところが現在は、280円。
その急激な高騰が、更にアップするようです。
私は、どさん子なので、物心つく前からジンギスカンを食べてきました。
ジンギスカンは北海道民に身近なソウルフードであり続けられるか。
ほぼ全量を輸入に頼る羊肉の高騰に歯止めがかからない状態です。
財務省貿易統計によると、2025年11月の輸入価格は1キロ当たり1735円で、半年間で約4割も上昇。
過去10年で最高で、最安だった16年3月(647円)の2.7倍だ。各国で需要が増す中、最大の輸入先であるオーストラリアで干ばつが起きて飼育頭数が減った影響も大きい。
円安も長期化し、値下がりの兆しは見えない。
このような状況の中なら単純に、ジンギスカンではなく、牛肉を食べると考えますが、ジンギスカン屋がどう生き残りをかけるのか?を考えてみました。
🐏 ジンギスカン屋の生き残り戦略とは?
実は、この局面で“裏の主役”になっているのは、羊肉そのものではなく、**「物語」**です。
価格が2.8倍になっても、お客さんが「それでも食べたい」と思う理由は、
味だけではなく、その店が語る物語の厚みにあります。
たとえば──
• どんなルートで羊肉を仕入れているのか
• どんな思いで店を続けてきたのか
• 北海道の食文化をどう未来につなげたいのか
• 価格高騰の中で、どんな工夫をしているのか
こうした“背景の物語”が、料理の価値を何倍にも引き上げる。
逆に言えば、
物語を語れない店は、価格競争に巻き込まれて沈む。
私はこれまで、
93億円の負債を抱えたホテルを再建したときも、
5,000件以上の破産案件に向き合ってきたときも、
同じ構造を見てきました。
「物語を失った事業は、価格に追い詰められる」
そして今、ジンギスカン屋にも
まさに同じ波が押し寄せています。

🔥 では、どう生き残るのか?
答えはシンプルで、しかし奥深い。
“価格ではなく、物語で勝負する”
• 仕入れの透明性
• 生産者との関係性
• 北海道文化の継承
• 店主自身の人生ストーリー
• 料理の哲学
• 体験価値の再設計
これらを丁寧に編み直すことで、ジンギスカンは「高い肉」ではなく、**“食べるべき理由のある料理”**へと変わる。
物語が価値をつくり、価値が価格を支える。
この構造を理解して動ける店だけが、これからの時代を生き残る。
今回のジンギスカン高騰のニュースは、単なる食材価格の話ではなく、
日本中の中小企業が直面している構造問題の縮図です。
だからこそ、語り芸的に解剖すると、見えてくるものがある。
十数年前に、私の故郷栗山町の隣町由仁町で飼育している羊の肉を使い、ススキノに「いただきます」というジンギスカン屋がオープンしました。
このお店の創業支援をしました。
この当時は、売価を聞くと、「これは売れない」と思いました。
何故なら客単価が、1万円を超える設定だからです。
ところが、いざ試食をすると、私が抱いた抵抗感が、間違っていたと驚いたのです。
予約は、なかなか取れません。
昼間ならたぶんOKだと思います。
言葉で言うよりも一度お店に行き、確認してみては如何ですか?
🐄 ジンギスカンの話は、あなたの会社の話でもある
ジンギスカン屋の価格高騰は、単なる「食材の値上がり」ではありません。
どの業界でも起きている“構造変化”の象徴です。
原材料の高騰、人手不足、円安、物流費の上昇。
どれも企業努力だけでは吸収しきれない。
だからこそ、
「物語を語れる会社」だけが選ばれる時代に入っています。
・なぜこの事業を続けているのか
・何を守り、何を変えようとしているのか
・お客様にどんな未来を届けたいのか
この“物語の再編集”こそが、
価格競争から抜け出す唯一の道です。
ジンギスカン屋の話をしながら、
私は改めて確信しました。
どんな業種でも、再建の突破口は“物語”にある。
🔧 経営に行き詰まりを感じたら、まず物語を見直す数字の改善より先に、
理念や歴史や店主の想いを丁寧に掘り起こす。
すると、
止まっていた歯車が動き出す瞬間が必ずあります。
私は40年以上、
倒産寸前の企業や、再起をかけた経営者と向き合ってきましたが、再建できた会社には例外なく、
**“物語の再構築”**がありました。
ジンギスカンの高騰ニュースを見て、そんな原点を思い出したのです。

🌱 あなたの会社の物語は、今どこにありますか
もし今、
・売上が伸びない
・社員がついてこない
・価格競争に巻き込まれている
・事業の方向性が見えない
そんな悩みがあるなら、
それは“物語が薄くなっているサイン”かもしれません。
深呼吸して、一度立ち止まってみませんか。
https://mouri-consultant.jp/


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