経営コンサルタント毛利京申
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モンクレールにモンクを言っているわけではない

モンクレールにモンクを言っているわけではない

2026/02/26

モンクレールにモンクを言っているわけではない
〜着ている人の品格〜

名古屋を拠点に全国で活動する
経営コンサルタントの毛利京申です🐄

先日、手術後の経過観察で病院へ行ってきました。
「そろそろ卒業かな?」と思って先生に聞いたところ、
しっかり叱られました。
「大手術だったんだから、完治まで2〜3カ月はかかりますよ」と。

確かに、まだ出血も続いています。
焦らず、ゆっくり治していきます。

先日の衆議院選挙で、れいわ新選組の大石氏が
「モンクレールを着て演説している」と批判されていました。
まず言いたいのは、
モンクレールが悪いわけではない ということ。
モンク(文句)を言う人、
クレームをつける人が悪いのです。
(モーちゃん、ここは30点)

■ 1980年代のアウトドア好きにとって、モンクレールは“圏外”
モーちゃん(私)は1980年代、キャンプが趣味で
アウトドアショップに通い詰めていました。

当時の主流ブランドは、
• ノースフェイス
• シェラデザイン
• エディバウアー
• コロンビア
• ウールリッチ
• パタゴニア(後半)
• LLビーン
• フォックスファイヤー
このあたりが“本流”。
モンクレールは完全に圏外。
名前すら聞かないブランドでした。

■ モンクレールの歴史を調べてみると…
● 1950〜70年代
• 登山隊のためのギアメーカー
• プロ向けで一般流通は少ない
• 日本での知名度はほぼゼロ
● 1980年代
• パリの一部セレクトショップで扱われ始めた程度
• まだファッションブランドとしては発展途上
• 日本のアウトドア界では話題にならない
● 2000年代以降に一気に有名に
2003年、レモ・ルッフィーニが買収してから
“街の高級ダウン”として爆発。

• デザインを都会的に刷新
• イタリアのラグジュアリー路線へ転換
• 有名デザイナーとのコラボ
• セレブ着用で一気に知名度上昇
ここで初めて
「モンクレール=高級ダウン」
というイメージが定着しました。

■ だから私にとっては「圏外」だった
歴史を見れば当然です。
1980年代のアウトドア好きが知らないのは普通。
むしろ知っていたら相当マニアックです。

■ では、なぜ高いのか?
ビジネス的に見ると、理由は明確です。
• 軽くて暖かい
• デザイン性が高い
• ステータス性がある
• ブランドの世界観が強い
つまり、
“機能+デザイン+ステータス”を買うブランド です。

専門的に見ると、
• ダウンの産地や選別基準が曖昧
• 表地は軽量・薄手が中心
• 100万円級ブランドにある“素材の説得力”が弱い
つまり、
100万円を許す素材感ではない
というのが正直なところ。
モーちゃんが興味を持てないのは、
“作品性”が弱いからです。

■ それでもモンクレールは悪くない
ここが大事です。
人にはいろんな価値観があります。
• 高級品に自分の成長を見る人
• ステータスを感じる人
• 「いつかこれが似合う男になりたい」と思う人
そんな人にとって、
モンクレールは“夢の象徴”です。
昔は買えなかった。
今は買えるようになった。
もっと頑張って、これに見合う自分になろう。

そう思えるなら、
モンクレールも喜ぶでしょう。
これはマーケティングの勝利です。

■ 最後に
モンクレールにモンクを言う前に。
モンクレールがムンクと関係ないと言う前に。
ブランドの生い立ちを知ってから買ってほしい。
(ちなみにモーちゃん、今ので10点)

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