名古屋を中心に全国で中小企業のコンサルや講演活動や経営に苦しんでいる企業の再建業務を行っている経営コンサルタントの毛利京申（もうりたかのぶ）です。

おはようございます。
昨日（５月3日）、娘が仕事だったので、朝から孫を預かっていました。
夜の買い出しのために、自宅近くのイオンに連れて行きました。
ＧＷ初日なので、混雑を予想していましたが、ガラガラでした。「えっどうして？」てな感じです。
それはそうと、100円で遊べた遊具まで200円に値上がりしているではありませんか？
食品は、凄い勢いで寝上がりしていますが、ゲームまでいきなり倍になるなんて、経営上どうだろうと疑問を持ちました。

私は、弁護士事務所勤務時代に、年商8億、負債93億を抱えたホテルの再建を頼まれて、ホテル経営をしながら、新事業として新会社を設立し、ピザ＆パスタ店を立ち上げ経営しておりました。
私の経営していたホテルは、当初はシングルが9,000円から12,000円でしたが、私が経営していた1997年は、6,500円まで下落していたのです。
一度、下げると上げるのは至難の業です。
特にホテルの利用代金は、サービス料と特別サービス料として、10％～15％上乗せされます。
私がホテル経営を始めたのが、ちょうど消費税5％が導入された1997年でしたので、更に不快感を覚えていました。
「なんで、何もしていないのにサービス料なんて取るの？」「居酒屋では取らないでしょ」と・・・
しかも、サービス料が10％、売上が10,000円を超えると、特別サービス料が5％加算されるのです。
例えば、10,000円以上の食事をしたら12,000円となるわけです。
お客様に、急に2割以上もの金額を請求されたら不快になるかを考えていたのです。
料金を値上げすることは、お客様が納得するものでなければいけないと思っています。
よって、私は、サービス料を取るに似合うサービスをしているかと社員に問うと、自分たちも思わないという結果でした。
このようにサービスに見合わないサービス料を取ると、お客様からクレームの対象にもなりかねません。
よって、私は、サービス料は取りませんでしたが、値上げをするには、きちんと妥当な値上げなのか？便乗値上げしていないか？を深く考えて欲しいものです。

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