名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
昨日は、私のバースディでした。
私は、名古屋市の企業の経営改善や再建常務を中心としていますが、遠くは北海道から全国でコンサルや講演を実施しています。
自分で言うのもおかしなことかもしれませんが、すぐにその企業に対し、感情移入してしまうので、なかなか請求書の数字を控えめにしてしまいます。
これは、以前勤めていた弁護士事務所と弁護士が、凄いいい人で、お金のない人からは貰えないというか貰わない。凄い少ない金額しか請求しないというお人だったので、私もその意気にほだされ、そういうところが似たのかもしれません。
私は、人を救うために弁護士事務所を辞めて、経営コンサルタントとして独立しました。
弁護士事務所にいる時は、5000件以上もの自己破産の申立書を作成してきましたが、破産申立する人のほとんどが、先が見えない世界に進んで行くのと、周りの人に多大な迷惑をかけたという悔悟の涙を流し、中には自殺まで口にするので、そういう人を救ったり、そのような人を作らないために、先ずは、93億もの負債を抱えたホテル経営を懇請されて、経営をすることになりました。
この時は、決算書を見て、数値計画書を作成している時に、脂汗が出てきたのです。
これを見て、「給与はとてもじゃないが取れるような状態じゃない」と給与を貰うことを諦めました。
この時のことは今でも鮮明に覚えています。しかもこの時は、専務から「やれることは全てやったので、もうこれ以上リストラはできない」とまで言われていたのです。
全株額面で買って、しかも無給という無謀な発進をして、「バカだ！アホ」だと散々言われました。
企業再建とは、売上を上げないと再建はできません。体力を維持できると思われるコストを月2,000万円カットして、2年後には3億5,000万円売り上げをアップさせました。
この経験から「不可能は行動で可能になる」とか「もうダメだと思うのは、妄想だ」と言うのようになりました。
それからいくつもの企業再建に携わり、「人はやればできる。限界ってないんだな」と痛感したのです。

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