経営コンサルタント毛利京申
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名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申(も...

名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申(も...

2023/06/12

名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申(もうりたかのぶ)です。
こんにちは
 早速ですが、今日から雨が続くようです。
これも台風の影響のようです。

本日は、成功する秘訣についてお話します。
先日、春日井市の中心地から少し離れた高蔵寺ニュータウンを基盤とする社長と打ち合わせで飲んでいました。
この社長は、ちょうど世界大恐慌の頃に、高蔵寺へ来たそうで、この辺の大地主でもあります。
商工会議所でもいろんな役員をされており、地元の企業の経営者とも深い親交があります。
その社長から「知り合いの経営者が先日破産してしまいましたが、弁も経つし、文章書かせても素晴らしいし、頭がいいのになんで失敗するのでしょうか?」と相談されました。
「成功する秘訣は何でしょうか?」ということになります。

私は、ユニクロの会長の著書「人生1勝99敗」の話や塾の先生の林修氏が2回ほど破産状態になり、親に支援してもらったお話をし、「経営とは生きたモノだから、決断の連続なので、その時々の細かい判断が、大切になるので、成功の秘訣なんてありません。
ただ、失敗して破綻状態になるということは、その時々の決断が間違えるから間違った行動をしてしまう。
よって、間違った決断をしないようにメンタルを構築することが大切だ。」と申しておきました。

これも、私の事例で言うと、名古屋市内のシティホテルが年商の13倍の93億ものを抱えて、いつ倒産してもおかしくないと言われておりました。
これは、取引先、銀行、社員も近々倒産すると思っていました。
倒産は確実だと自分で、もうダメだ」という限界を作ってしまうと、それ以上努力はしないし、知恵も回りません。
では、「再建できる可能性がある」と考えればどうでしょう?そうなると、もっと深く考えて何とかしようと考えると思います。
もし、このまま諦めることが最善の方法と考えてしまうと、再建できたのに、考えが浅いがために、倒産の道を選択してしまうということになってしまうのです。

将棋でも囲碁でも同じことが言えます。100手先に光明がなければ、101手先を読む。
1000手先でも負けるのなら10001手先を考えてみる。
 経営とは、こういうものなのです。

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