名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申（もうりたかのぶ）です。
こんにちは
　経営者の中には、たまにネガティブな性格の人がおります。
　本来は、ネガティブな性格だと、「起業して失敗したらどうしよう？」と考え、独立することを辞めると思うのですが、そうでない人がいます。
　今日は、ポジティブな思考はＤＮＡまでも変化させてしまうというお話をしたいと思います。
　どんな人でも現状から将来を予測し、恐怖に慄いたり、自分勝手に不幸になったり、心を痛めたりする動物です。
　しかし、その予測とは、プラスに考えるよりも最低最悪だと考えてしまいがちです。
　私は、大型焼肉店を経営しておりました。すると、数か月後、突然狂牛病という牛が感染する病気が流行り、その牛肉を食べた人は、狂ったような脳障害が起こり、いずれは死んでしまうという風評が広がりました。
　すると、売上が６割ダウン、８割ダウンとなり、これ以上経営しても赤字が増えるだけだと閉店を余儀なくされ、その後２億もの負債を抱えてしまいました。
　すると、「もうダメだ」「２億なんて返済できっこない」とポジティブな思考に陥り、考えれば考えるほど、明るい材料を見出すことができなくなりました。
　考えても考えても返済しなければ解決できない問題です。
　そこで、私は、考えることを諦めたのです。
　返済について優先順位をつけて、コツコツ返済することに決めたのです。
　先ずは、未払い賃金、地代、材料費滞納分、リース代と・・・
　すると、ネガティブ思考は消えて、ポジティブ思考に変化していったのです。
　しかも、その返済もあと２年になりました。

　コロナ禍の返済に苦しんでいる経営者がこれを見たのなら、その返済方をお教えします。

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