名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申(も...
2023/07/15
名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申(もうりたかのぶ)です。
こんにちは
昨年、中小企業庁が発表した企業の寿命は、3年以内に倒産する企業は、62%。
5年以内に倒産は、85%。10年以内に倒産する企業は、94%だったようです。
これが、20年、30年と長生きしようと思うと、ほんの一握りの企業しか生き残れないようです。
ところで、どうして倒産してしまうのかご存じでしょうか?
1位 販売不振 71.77%
2位 過去の負債のしわ寄せ 10%
3位 5位 連鎖倒産 5.86%
4位 過少資本(資金不足) 5.22%
5位 放漫経営 4.61%
6位 設備投資過大 0.7%
7位 信用力の低下 0.5%
8位 売掛金回収難 0.4%
9位 在庫悪化 0.06%
この数字を見ると、1位から5位は、経営前ないし、経営途中で正そうとすれば、できる内容です。
私は、商工会議所の仕事もしているので、よく職員と話をする機会がありますが、職員すら、「融資相談に来られる中小企業の経営者の中には、多くの放漫経営が見受ける」と申しているように、「この人本当に自分の会社のことを真剣に考えているの?」と唖然とすることが多いと言います。
放漫経営とは、経営者に自社の管理や運営能力がなく、「俺が金を出しているのだから第三者や社員に文句を言わせない。文句があるなら会社を辞めてしまえ」と独善的な判断や私物化してしまい、会社の体をなしておらず、「〇〇商店」と言ったほうがいいのかもしれません。
これも企業の倒産原因の上位にあげられます。
私が、弁護士事務所に勤務時代に自己破産の申し立てを5,000件以上行いましたが、この企業を調べると、大概の企業は、少し儲かると、高級車を買ったり、別荘、ゴルフ会員権、不動産に投資したり、知り合いに飲食店を持たせたりしていることが見受けられました。
ひと口に放漫経営と言っても、その実態はさまざまです。
放漫経営の代表的なケースは、「ワンマン経営」です。
私が、懇請されて経営したホテルもこれに当たります。
自分の意見がすべてという社風が定着してしまうと、社員がいくら経営計画を立てて、稟議書を挙げても、全て却下されてしまう。そうなると、「どうせ言ってもダメだ」と諦めてしまい、やがてやる気がなくなり、退職してしまう。
この事案は、本当に多いのです。
自分の意見が一番正しいと思っている経営者は、もう少し、「本当に正しいのだろうか?」「他のやり方があるのではないか?」と目線や切り口を考えるようにしなければ、もれなく倒産してしまいます。
企業の方向性を確認することも私の仕事です。
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