名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申（もうりたかのぶ）です。
こんにちは
　私は、コンサル契約を結び、仕事を開始するときに、売上改善と組織の構築を行っていきますが、社員のレベルアップを図るためにセミナーを頻繁に行ったり、社長に対しても教育を実施していきます。
　経営者というものは、自分のことを冷静に見ていないものです。
　新たに、顧客を増やしていきたいのなら、「社会人に求められる誠実さ（人格）を磨く」ことが必須となってきます。
　誠実さとは、まじめで正直なこと、つまり仕事で言えば、倫理や道徳に関する規範をしっかり持つことです。
　既存の取引先からも高く評価をされることも重要な資質になります。
　初めて、飛び込んだ先の社長や担当者からの印象が悪ければ、その第一印象というものが、ネックとなり、ばん回して信頼されるようになるためには、いたずらに時間を要することになり、かなりの無駄な時間を取ることになってしまうのです。
　よって、私は、「礼儀正しさ」「周囲の人への敬意」「正直さ」「信頼性」「勤勉さ」「責任感の強さ」「周囲の人を助ける姿勢」「忍耐強さ」などを指導していくのです。

　もし、この８つの項目を聞いて、「そんなこと解っているわ」と思う人もいるかもしれません。
　しかし、１つづつ、具体的に「礼儀正しい」って、口で説明して下さい。と言われたらなんて答えますか？
「勤勉さ」の意味は？と聞かれてもきちんと説明できるでしょうか？

　私は、例えば、「企業再建業務」の場合は、１年以内に改善して結果を出さないと倒産してしまうという状況の企業がほとんどですので、会社全体の底上げをしなければ、すぐには売り上げに結び付きません。
　そうなってくると、社長自身もそうですが、社員の全員の底上げが大切になってくるのです。
　その昔、佐川急便などの配達するドライバーは、態度が悪いことで有名でした。荷物を受け取るときの態度、クルマの運転、服装もそうです。
それをみると、礼儀、敬意、正直、信頼性などの大切さは、すぐに理解できると思います。
　佐川急便は、それらのことを実施し、見事顧客の信頼を勝ち取ったのです。
　そして、自らを「セールスドライバー」という自覚を身に付けて、業績を伸ばして行きました。
　現場のドライバーの服装や態度を見て、「これから仕事を任せても大丈夫だ」という気持ちにさせないといけませんよね。

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