名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
早速ですが、現在の日本の企業数はどれだけあるかご存じでしょうか？
1980年をピークに減少し続けていますが、現在では336万社あると言われています。
1990年を100とすると、2005年には82、2015年は74にまで減少してしまい、2025年には58％にまで下がると予測されています。
この数値は、特に地方に行くと、更に減少が激しく、やはり人口減少＝企業の減少と比例するものだと理解できます。
私は、北海道出身なので、北海道企業誘致委員に任命されて26年になりますが、人口を増やすには、大きな企業に来てもらうことがいちばんなので、どこの都道府県でも企業誘致に力を入れています。
人口が一人増えると、その分消費も増えるので、トヨタ自動車が、苫小牧に来た時は、当初30人ほどでしたが、今では2000人にも増えたので、その家族を入れると約6000人になるので、経済効果は計り知れません。
ほとんどの市町村に工業団地があり、そこに誘致合戦をしていますが、これもまた撤退してしまう企業も多くあり、本社の経営がうまくいかないので、縮小していきます。

そんな経験で、業種を見ていると、今までは製造業のうちトヨタのように工業系が多かったのですが、北海道は日本の食料品工場だと言われているとおり、工業から食品に移行しているようですが、最近ではＩＴ企業が多く進出しているようです。
人がいらない時代になったと言ってもこのようなビジネスの会社も人が必要なので、これからは人出不足を解消するために札幌の人材を狙っての北海道進出する企業も益々増えています。
これからの企業の課題は人出不足を解消することが急務となっています。
昨年は、コロナの影響で倒産する企業が多くありましたが、これからは人出不足で倒産する企業が増えています。
このような問題を解消するのも経営コンサルタントの役目なのです。

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