名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
おはようございます。
昨日、Google newsを開くと、『ホテル戦国時代』というニュースが目に止まりました。
私も再建のためにホテルの社長を引き受け、1997年～2000年まで経営していたので、このようなニュースを見ると、胸がキュンと引き締まる思いです。
外資やアメリカのファンドが参入し、日本のホテルと戦争が勃発するという内容でした。。

当時、私は、ホテルの駐車場を潰し、ピザ＆パスタ店を立ち上げ、これが当たり翌年3億5000万円もの売上を築くことができたので、これが大きく何とか再建できました。

コンサルタントになってからは、札幌市内でいちばん古いホテルを中小機構の依頼で、１年間コンサルをしました。
築年数が古く、天井も低く、薄暗く、宿泊者の評価も部屋が暗いというコメントが一番多かったのです。
古いホテルだと、掃除をきちんとしても「部屋が汚い」という書き込みが多いのです。
先ずは、クレーム潰しから始めました。
客室の天井の電球は、ＬＥＤに交換できないので、ＬＥＤの電気スタンドを全部屋に置きました。
すると、クレームがなくなりました。
他にもいろいろあるクレームを潰していきましたが、やはり一番は売上を上げることです。
宴会場が開店休業になっていたので、ススキノの有名なおかまバーに行き、ママに「妖怪プラン」という企画を提案したのです。
宴会場にゲゲゲの鬼太郎のテーマをかけて登場していただき、ショーや接待をしてもらうという企画です。
すると、婦人部は興味津々で、大うけしたのです。
古い、薄暗いホテルを逆に活用したのです。
このホテルは、私のホームページの成功事例に挙げていますが、利益も数倍になり、リスケジュールも終わり、リニューアルも済ませ、頑張っています。

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