「経営には確実性を求めてはいけません」
　名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
　こんにちは
　今朝のニュースで、新たにＡＩが、2024年度倒産ランキングを発表しました。
　すると、一位が、土木工事業とのことです。
　これは、原材料費の高騰が挙げられますが、今ある企業のうち48社に1社が倒産すると予測しているようです。
　次に、道路運送業です。これは、人出不足が顕著で、53社に1社が倒産すると予測し、3位は、小売業の順だと言っています。
　建築関係は、どこの調査機関でも1位に上げ、運送業も2位に挙げていますが、3位以下は、調査機関により、違いますが、凡そ、サービス業（飲食、物販）、設備工事、電気工事、医療などが挙がっています。
　
　では、今後どのようにしたら良いのかという話になりますが、現在の景気は、戦争の影響だけではなく、円高などいろんな要素が絡んでいるので、戦争が終わったからといって、すぐに原材料費の価格が基に戻るということはないようです。
　特に、世界の食品工場と言われる中国は、ＥＶ化の失敗、世界の企業が撤退、不動産バブルの崩壊、大手銀行の倒産、一帯一路構想の失敗、世界でのインフラ工事の手抜き工事が発覚したことによる信用失墜に、現在大雨による洪水被害やダムの決壊、北部方面の干ばつなどで、国が破綻するとまで言われています。
　そうであるならば、物価は当面このままで推移していきます。
　そうなると、土木建築業では、先ずは、作業効率を数パーセント上げる。
材料を安くて悪いものではなく、質が良くて安いものを使う。協力会社だけではなく、同業者と連携してでも仕事量を増やして、利益が低くてもどんどん仕事を取って来てカバーする。
　その他にもいろいろやれることはあります。

　人出不足の解消方法も同業者と連携することで、解決できる方法もあるし、廃業を考えている企業を買収する方法もあります。
　どんなことでも初めから結果は出ないのです。
やってみてから改善、また一歩進んでから改善して着実に前進することで、結果が付いて来るのです。
どんな不況でも知恵を絞って乗り切らないとなりません。
　先ずは、相談からです。
　
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