名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
　こんにちは
　よく、講演をしたあとに、質問として「どうすれば経営はうまく行きますか？」と漠然としたことを聞かれます。
　私は、学生時代から弁護士事務所に勤務していましたが、仕事柄判例を調べたり、判決で不動産登記をしたり和解をするために準備をすると、主文や和解調書に記載する和解事項をどのように書くかを細かく調べます。
　この文章がまずいと、勝訴しても法務局で登記ができないことがあるんです。
　そうなると、折角判決を貰っても紙きれになることがあります。
　登記と言えば、司法書士の領分です。
　私は、自分で調べるよりも法務局の登記官に聞きに行ったり、司法書士に聞いて調べてもらったりしていました。
　弁護士自身は、プライドが高いので、人に聞くことを潔しとはしません。
　自分でわかるまで調べて結論を出そうとします。
　私は、それではいたずらに時間を要してしまい、ひょっとすると、間違えている可能性も出てきます。
　よって、すぐにその道のプロ、所謂専門家に尋ねるようにしていました。
　そこには、恥ずかしいとか、聞くことを恥だとは思っていません。
　よって、経営者にも経営で一番大切な心掛けは、『素直・謙虚』になることだと言います。
　
　判断が間違うから会社は倒産するんです。
　判断とは、あらゆる判断です。
　例えば、無意識で判断していることもです。
　「今日毛利の講演があるから聞きに行かない？」と誘われたとします。
　すると、「暑いから」「面倒だから」「疲れているから」「気が乗らない」などと、断る理由を考えます。
　そうすると、それ以上の進展はないので、「ＮＯ」と言った時点で終わります。
　ところが、全て、素直に「ＹＥＳ」と言ったとします。
　友達がたった一言、「講演会に行かないか？」と誘われた時点で、あなたの人生が変わるチャンスが出てきます。
　「ＮＯ」と言ったら、おしまいになるのを「ＹＥＳ」と言った時点で、人生が変わるのです。
　その講演後の懇親会で、人生を変える出会いがあるかもしれません。
　自分を変える事柄が見つかるかもしれません。
　仕事を紹介してくれたりするかもしれません。
　自分の仕事に関係する人を紹介してもらえるかもしれません。
　どんなことでも素直に「行きます」「やります」というプラス思考で、行動すると、自分のビジネスにプラスに働きます。と回答したのです。

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