『粉飾倒産の何が悪い！』
　名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
　こんにちは
　今朝のニュースに今年1月から9月までの法的に整理（破産など）した企業のうち、粉飾倒産は、74社あったそうです。
　この粉飾と言っても、売上があると見せて、金融機関に融資を引き出そうとした企業のことだと思います。
　私は、経営コンサルタントになり、25年経ち、その前は弁護士事務所に18年間在籍
し、5,000件以上もの自己破産の申立を行いましたが、ほとんどの企業は粉飾していました。
ところが、売上をアップして銀行から融資を引き出そうとしていた企業はは、ごくわずかででした。
そんな粉飾をすると、資金もないのに税金だけが高くなりますからね。
融資を引き出してもすぐにあとから苦しくなります。
粉飾する方法としては、売れない在庫を水増しする。
個人的に借りて来たお金を使途不明金処理できないので、社長貸し付けにする。
取引のない架空の会社をでっち上げ、未収金処理している。
などです。
それ以外にもいろいろありましたが、粉飾したり、破産する状態なのに他人を欺罔して資金集めをすると、破産宣告しても裁判所は、債務を免除してくれない可能性が出て来るのです。
破産宣告を受けても債務は一生かかって返済しなさいということになります。
このような粉飾した企業を再建してきましたが、帳簿上、余分に返済しないとならないので、粉飾してしまうとあとから苦労します。
それでも、破産の申立をして、あとから裁判所に異議を言われるよりは、大変ですが再建することにチャレンジしたほうがいいと思います。

　　https://news.yahoo.co.jp/articles/1c151b468eef53a1dacd5ed649e32ededd42c1d7

　諦めるのは、いつでもできます。
死ぬのはいつでもできます。
　死ぬ覚悟があれば、何でもやれます。
　立ち上げるのは、今しかありません。
　やるなら今、生きている時にしかやれません。

　
　＃経営＃経営不振＃売上促進＃事業継承＃社員教育＃企業再生＃経営改善＃早期解決＃情報戦争＃資金繰り＃経営コンサルタント＃コンサルティング＃物流＃建設＃ビジネスマナー＃中小企業＃零細企業＃企業再建＃自殺＃破産#事業計画書
https://mouri-consultant.jp/