名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
おはようございます。
以前、このコラムで、私が経営コンサルタントになった理由をお話しました。
弁護士事務所に18年間勤務していた時に、余りにも破産する人が多く、話を聞いていると、自然に感情移入していくことも多く、一緒に涙するうちに、これらの事業で失敗した人を救うことが自分の天職と感じるようになりました。
随分前の話ですが、突然見知らぬ人から宅配便が届きました。
弁護士に尋ねても知らないと言う。中を開けると、遺書、預金通帳、帳簿、事務所の鍵、数十万円の現金と手紙が入っていました。
要約すると、「これで、破産手続きをお願いします。」とありました。
私は、すぐに事務所に行きましたが、誰もいません。
鍵を開けて中に入りましたが、変わったことはありませんでした。
私は、すぐに警察署へ捜索願を出して、親族を探すことにしました。
しかし、手掛かりはないので、住民票や戸籍を調べることにしましたが、その数日後、瀬戸警察署から電話がありました。
クルマの中で、排気ガス自殺をしていたが、未遂で発見されて、今〇〇病院に入院しているとのことでした。
この時に、一酸化炭素中毒の恐ろしさを知りました。
徐々に、脳細胞が死滅していくようで、会話も幼児化していき、赤ちゃん言葉になっていてオムツをしています。
その後、どんどん病が進行し、最後には廃人になってしまいました。
その後、警察が調べてくれたようで、お嬢さんが東京から赤ちゃんを抱いて駆けつけてきました。
そのお嬢さんの顔は今でも忘れることはありません。
そんな姿を見て、「このような人を出してはいけない」「俺が経営で悩む人を救うんだ」と決心したのです。
これが、経営コンサルタントになったきっかけでした。
「赤字企業を黒字化にする」「経営で苦しんでいる人を救う」という思いで、ホテル経営で実践力を積んで、2000年4月に弁護士事務所を退職して、経営コンサルタント事務所を開業したのでした。
どんな企業でも、必ず問題や課題を抱えています。
これを解決するのか？
それとも放置するのかで、再建か倒産かに分かれます。
やるなら今です。
お気軽にご相談下さいね。

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