名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
おはようございます。
最近、私の事務所に相談に来られる最近の業種で多いのは、土木建築業や物販業が多いような気がします。
Googleで「経営コンサルタント」と検索し、私を見つけてメールで連絡してきます。
この時に、2つのパターンがあります。
検索したあとに、私のブログを読んだり、ホームページをくまなく調べて、「この人なら大丈夫」と慎重に覚悟を決めてから相談に来る人。
と、適当に相談に来られる人と２種類の人がいます。
これは、どちらのタイプがいいのかと言っているのではなく、やはり、慎重な人のほうが、成功しているような気がします。
そのような人は、ホームページには相談料の記載があるのですが、無料相談だと思って来られる人もいます。
私は、以前18年間弁護士事務所に勤務していた時は、必ず１日に一回は、電話で「ちょっと相談に乗って欲しいのですが？」と言う人がおりました。
この人は、電話相談なら料金はかからないと思っているのです。
この軽い気持ちが、自身の人生を表しているのです。
ビジネスでも人生でも考えに奥がないので、失敗する道をどんどん進んでいるのです。
「当事務所は、無料電話相談はしておりません。相談されるのなら事務所に来ていただく必要があります。アドバイスしたことに対し、責任がありますので事務所に来ていただいております。」というように指示しておりました。
すると、ほとんどの人は、「じゃあ結構です」と言われます。
電話相談ならタダで情報を得ることができると思っている人が多いようです。
私は、経営コンサルタントとして独立した時は、無料相談を受けつけておりました。
ところが、無料相談で連絡をして来る人は、ネットサーフィンのように、いろんな事務所に相談を持ちかけているのです。
しかも、このような相談者は、例えアドバイスしたとしても、そのアドバイスどおり実行をしないのが特徴です。
かなり前の話になりますが、今は亡くなった船井総研の船井会長の講演会に参加し、その後にＯＦＦ会に参加したときのことです。
船井会長は、私のことを「大きな負債を抱えたホテルを買い取って再建した奇特な男」として知っていました。
船井会長は、経営に対する持論が同じで、「経営とは、メンタルほ8割で、技術的なことは、7割」と言っていました。
すると、聴講者の中には、「精神論はどうでもいい。聞きたいのは技術的なことだ！」と、何度か言われたことがあると申しておりました。
ところが、技術的なことを教えても全くできないと話が進んでいきます。
私は、高校大学と柔道をやっていたので、よくスポーツに経営を例えます。
例えば、スキーを教えるために、プロの滑る風景の動画を見せて、このように滑ると大丈夫」と教えると、滑れるようになるでしょうか？
柔道もスキーも基礎を学ばないといくらテクニックを教えてもどうやるのかわからないのです。
身体や頭に、落とし込まないと習得できないのです。
電話相談で、例え簡単なアドバイスを受けたとしても、来月から経営改善はできません。
私は、弁護士事務所で、いっぱい経営で苦しむ人。苦しんで精神を病んで自殺未遂をした人。狂牛病の風評で、焼肉店をオープンしてすぐに自殺をした知人などたくさん見てきました。
その度に、「もう、そんな人を見たくない。」
「自殺者を出したくない。」
と考えるようになりました。
それらの人を救うことが天職と決めて、潰れかけている多額の債務を抱えて経営に苦しんでいるホテルの株式を買い取り、その社員を救うことを目標として、多くのことを学び、２年後に再建して実践経営を学びました。
企業が倒産する理由は、単純な話、売上がないから倒産するのです。
売上が下がるから倒産するのです。
売上が下がる理由は、必ずあります。
その状態を放置するからどんどん資金がなくなり、破産してしまうのです。
では、どうしたら倒産しないで済むのでしょうか？
単純な話です。売上をあげる方法を知ったり覚えたりして、それを実行することなんです。
どの企業でも売上を伸ばす方法を知らないから倒産してしまうのです。
その方法を知りたいと思いませんか？
お気軽にご相談下さい。

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