名古屋を拠点に全国で活動している経営コンサルタントの毛利京申...
2025/11/28
名古屋を拠点に全国で活動している経営コンサルタントの毛利京申です。
早速ですが、日経ビジネスオンラインに『経営コンサルタントは、なぜカタカナ語を多用するのか』というコラムがありました。
コンサルがカタカナ語を多用する理由は、「業界内の共通言語」「権威づけ」「思考の枠組み提示」などが絡み合っているからだと思います。
私は、弁護士事務所に18年間勤務していた時に、みっちり主張書面を書いてきましたが、その時に、「毛利君、書面とは依頼者や誰が見ても理解できる文章にしなければならない」と注意を受けたことがあります。
しかも、この弁護士は高等裁判所の判事をしていたので、「裁判官は、膨大な事件を抱えているので、長い文章、難しい言葉を多用した文章は最後まで読まない」と言われるに至りました。
では、どうしてカタカタ後を多用するのかを考えてみました。
🧠 なぜカタカナ語を使うのか?主な理由
• 業界内の共通言語として機能する
→ コンサル業界では「アサイン」「スキーム」「エビデンス」などが標準語のように使われ、意思疎通の効率化を図っている。
• 思考の枠組みを提示するため
→ たとえば「ケイパビリティ(能力)」「フィジビリティ(実現可能性)」などは、単なる日本語よりも“分析の視点”を強調できる。
• 権威づけ・専門性の演出
→ 難解な言葉を使うことで「この人は専門家だ」と思わせる効果がある。逆に言えば“煙に巻く”手法にもなり得る。
• 日本語に訳すとニュアンスが変わる場合がある
→ たとえば「スキーム」は「枠組み」や「計画」と訳せるが、英語の“scheme”には戦略的な含みがある。
ところが、お客から見ると、
• “わざと難しく言ってる”と受け取られる。
• 意味がわからない、格好つけていると思われる
という危険性の方が高いと思います。しかも、日本語の意味を誤解して覚えている人も多々います。
以前、知人のホームページを作成している社長から聞いた話ですが、依頼を受けたので、「蘊蓄を教えて下さい。」と言うと、突然、怒り出し、「蘊蓄とはどういうことだ」と怒鳴られたというのです。
「ウンチク」とは、ある分野について深く研究して蓄えた深い知識のことです。また、最近では雑学や豆知識といった意味合いで使われることも多くなっています。
が、この社長は、「屁理屈」と覚えていたようです。 よって、一般的に使われている言葉にも注意を払うようにしなければなりません。「ウンチク」の場合は、「こだわり」という言葉を使ったほうが、安全だと思います。
さて、こうした言葉のズレは、単なる誤解では済まされないこともあります。
言葉は、相手の世界観に入り込むための“鍵”であり、間違った鍵を差し込めば、扉は開かないどころか、信頼を損なうことさえあるのです。
私はコンサルタントとして、現場で多くの経営者と対話してきました。
その中で痛感するのは、「言葉の選び方ひとつで、空気が変わる」ということです。
たとえば、
「リスケジュール」ではなく「支払いの見直し」
「アサイン」ではなく「担当を決める」
「フィジビリティ」ではなく「やれるかどうか」
こうした言い換えは、単なる翻訳ではありません。
それは、相手の立場に立ち、心の温度に合わせて語る“配慮”であり、“実装力”です。
コンサルタントがカタカナ語を使うのは、業界の慣習かもしれません。
しかし、現場で本当に必要なのは、「伝わる言葉」「動ける言葉」「灯りをともす言葉」だと思うのです。
私は語り芸を通じて、こうした“言葉の温度”を大切にしています。
難しいことを、やさしく。
やさしいことを、深く。
深いことを、ユーモラスに。
それが、私のコンサルティングのスタイルであり、語りの器です。
🕯️「言葉の温度を灯すコンサル」
もし、あなたの会社や現場で「言葉がすれ違っている」「伝わらない」「動けない」と感じることがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
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