名古屋を拠点に全国で活動するコンサルタント、毛利京申です。
2025/12/25
名古屋を拠点に全国で活動するコンサルタント、毛利京申です。
ネットでニュースを見ていると、
「新幹線で荷物を見てほしいと頼まれた男性が、1時間以上戻らない女性に振り回された」
というコラムがありました。
品川駅から新幹線に乗った男性の隣に、若い女性が座ったそうです。
弁当を食べていると、彼女から
「すみません、少し席を立つのでスーツケースを見ていてもらえませんか?」
と声をかけられた。
男性は快諾しました。
しかし、20分経っても戻らない。
30分経っても戻らない。
そのうち、男性はトイレに行きたくなる。
しかし、荷物を預かった以上、席を離れるのが不安で動けない。
自分は京都まで行く予定です。
「もし席を立っている間に荷物が盗まれたらどうしよう」
そんな不安が頭をよぎり、必死に我慢したとのこと。
ところが、京都駅が近づいた頃、限界を迎えてトイレに向かうと、
その女性は平然と電話をしていたというのです。
■ では、もし荷物が盗まれていたら、この男性の責任はどうなるのか
私は弁護士事務所に永年勤務していたので、結論はわかっています。
一般論として、荷物の管理責任は持ち主本人にあります。
頼まれた側に法的な監督義務が生じるわけではありません。
しかし、問題は“責任の所在”ではありません。
■ 頼まれた瞬間に、相手の物語に巻き込まれてしまう
私自身も、何度か同じように「荷物を見ていてください」と頼まれたことがあります。
そのたびに必ずこう聞きます。
「すぐに戻られますか?」
なぜか。
頼まれた瞬間に、こちらの旅の物語が変わってしまうからです。
• 見ていてと言われた
• 断るのも気まずい
• だから引き受けた
• でも戻ってこない
• トイレにも行けない
• 盗まれたらどうしよう
• 自分の旅の自由が奪われる
私はトイレが遠いので、むしろ“寝てしまう”リスクの方が高い。
もし寝ている間に何かあったら、責任は取れません。
だからこそ、確認を取るようにしています。
■ これはマナーなのか、ルールなのか、道徳なのか
私はこう考えています。
• ルールは「最低限守るべき線」
• マナーは「相手の負担を想像する力」
• 道徳は「相手の時間と自由を奪わない心」
今回のケースは、ルール以前の問題で、
**“他人の物語への無断侵入”**と言えるのではないでしょうか。
■ 仕事柄、想定できるリスクはマネジメントするべき
コンサルタントとして、
「起こりうるリスクを事前に潰す」
という姿勢は、旅でも日常でも同じです。
荷物を預かるという行為は、
小さな親切に見えて、実は大きなリスクを伴うことがある。
だからこそ、
「すぐ戻りますか?」という一言が、
自分の物語を守るためのリスクマネジメントになる。
そう感じた出来事でした。
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