経営コンサルタント毛利京申
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◆USスチールの「260項目改善」に学ぶ再建の本質

◆USスチールの「260項目改善」に学ぶ再建の本質

2026/10/07

◆USスチールの「260項目改善」に学ぶ再建の本質

名古屋を拠点に全国で活動する 経営コンサルタントのモーちゃん こと毛利京申です🐂

昨年、アメリカの象徴とも言えるUSスチールが新日鉄に買収されました。

「アメリカの魂を日本に売った」と批判されましたが、 本質はまったく逆です。

USスチールは長年、 アンドリュー・カーネギーの遺産、労組の歴史、地域の誇りといった “象徴性の呪縛” に縛られ、 誰も合理的な改善に手を付けられなくなっていました。

USスチールは長年、 アンドリュー・カーネギーの遺産、労組の歴史、地域の誇りといった “象徴性の呪縛” に縛られ、 誰も合理的な改善に手を付けられなくなっていました。

その象徴が、今回の動画でも紹介されていた 「室温を1度下げただけで480億円削減できた」 という事実です。

巨大工場では空調の1度が莫大なコストになります。 しかし象徴性の壁で、誰も触れられなかった。

◆日本製鉄が行った「260項目の改善」とは
新日鉄はアメリカの象徴性を背負っていません。 だからこそ、USスチールが長年触れられなかった“当たり前”に手を付けられた。
その結果、利益は わずか1年で18倍 に跳ね上がりました。

主な改善項目は以下の通りです👇
●室温1度の見直し(480億円削減)
●高炉の操業安定化
●歩留まり改善(廃棄率低減)
●燃料費・電力費の最適化
●作業動線の短縮
●部品在庫の最適化
●メンテナンス周期の再設計
●労組との協働による安全基準の再定義
これらは派手な改革ではありません。 むしろ、誰も触れられなかった“当たり前”の改善です。

◆結論:再建とは「象徴性を壊し、当たり前を取り戻す」こと
USスチールの再建は、技術革新ではなく、 象徴性の呪縛を壊した瞬間に始まった。
再建の本質は、 「誰も触れられなかった当たり前に手を付けること」。 これが、企業再生の王道です。
私もこれで、93憶もの負債を抱えたホテルを再建しました。

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