成功事例
【4】 会議所と毛利京申とクライアントは3人4脚で歩き2年が経過し、今では2ヶ月先まで予約がいっぱいになった和菓子店のマーケティングの手法とは?
【4】 会議所と毛利京申とクライアントは3人4脚で歩き2年が経過し、今では2ヶ月先まで予約がいっぱいになった和菓子店のマーケティングの手法とは?
当店は、各務原市の旧中仙道鵜沼宿という旧宿場町の国道沿いで、永年和菓子屋を営んでおりますが、JRと名鉄鵜沼駅のすぐ近くですが、昔と比較して自動車の往来が激しくなり、ほとんどのお客が自動車で来店されるようになりましたが、駐車場は店舗の裏手になり、少しわかりづらいのと自動車を路上に留めて気軽に入ってくるような立地ではないことと、若者の和菓子離れもあり、年々売上も下降していきました。
金融機関の返済にも支障を来たしてきたので、商工会議所に相談を申し込みました。すると担当者が熱心にアドバイスをくれて、毛利氏を紹介してくれました。
毎月助成金を活用して経営改善の取り組みをしていきました。
各務原商工会議所の職員も毎回同席されて、新商品の開発が終わると販売促進方について、フリーペーパーや新聞社などを紹介して戴き、どんどん外へ情報を発信して戴きました。
これを何度も何度も繰り返していただきました。
当店は、大福餅ときんつばが主力商品ですが、「岐阜県の名物になるような商品を作る」というコンセプトから美濃焼の小さな壷を使って、材料も徳島県の和三盆糖や十勝の小豆を100%使用した『美濃焼壷蒸しきんつば』が日本商工会議所会頭賞を受賞することができて、その後岐阜県の名産品となり、テレビ番組にも紹介されて、一気にブレークしたのです。
今では、これらの商品を求めるお客様で、生産が追いつかない状態が続き、商品が不足してしまい向こう2ヶ月先まで予約で一杯となりました。
本当に嬉しい悲鳴です。
なかなかここまで熱心に会員に対し、3人4脚で経営指導してくれる職員さんはおりません。本当に感謝しております。
今後、益々各務原市と岐阜県の発展の為に名物となるようなお菓子をどんどん開発していきたいと思います。
御菓子司 大島屋
大島 康弘