愛知県を中心に全国で中小企業のコンサルや講演活動や経営に苦しんでいる企業の再建業務を行っている経営コンサルタントの毛利京申（もうりたかのぶ）です。

私は、学生時代から起業家を目指していましたが、何を勉強したら良いのか解らなかったので、自分を導いてくれる可能性があると思った弁護士事務所でアルバイトを始めました。
その後、そこに就職して４０歳まで席を置きながら、顧問先の企業の取締役を兼務しながらホテルや飲食業も経営してきました。
ホテルは、売上８億で負債が93億もありました。
弁護士事務所では、5000件以上もの破産申立手続きをしていたので、多くの失敗した経営者の失敗哲学を学んできました。
そこで、失敗する人には、共通の意識があることを知りました。よって、失敗しないように経営することが成功につながると考えて自らも学んだのです。
私は、誰もが絶対に倒産すると言われたホテルを再建しましたが、計画どおりには進まず、経営は生ものだから机上の論理が全て当てはまることがないことを痛感したのです。
多くの経営者は、「成功するやり方さえ教えてくれれば、成功する」と思っているようです。
当時、船井総研の船井会長が言っていたのは、多くの人は、経営はメンタルではなく、成功する方法を教えてくれれば成功すると勘違いしている」と言っていたことを想い出しました。
スポーツのプロは、必ずコーチや指導する人がついています。
これは、傍にコーチなどがいないと成功しないからです。
大手企業には、外部役員やたくさんの取締役がいるのは、失敗しないためです。
このように、メンタルが一番大切だということを肌から学びました。
もし、限りなくピンチとか早く成功したいのなら、先ずはメンタルの構築を早めに進めることからです。

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