愛知県を中心に全国で中小企業のコンサルや講演活動や経営に苦しんでいる企業の再建業務を行っている経営コンサルタントの毛利京申（もうりたかのぶ）です。

日本の企業は、個人事業主も併せて約345万社あります。
そのうち、平均で75％もの企業が赤字申告しています。
まぁ、それだけ厳しい現実だということです。
しかも、10年以内に97％もの企業が倒産して、破産又は廃業をしているということです。
「え～そんなに？」と言う声が聞こえてきそうですが、新しい会社が出来ては、既存の会社が消えていくという繰り返しなのです。

では、なぜこんなにも厳しいのでしょうか？
それは、私は学生時代から40歳まで弁護士事務所に勤務しながら数社の会社経営を行い、それから経営コンサルタント業をしてきた経験から言うと、何となく経営者になったほうが儲かると漠然と考えて起業した人が多いことと、創業者や二代目関係なく、経営についてしっかり勉強してきた人はいないからだと思いました。
私が、以前、某商工会議所から創業支援のセミナーを依頼された時に、参加していた起業家志望の人に対し、会社を設立して社長になれば、今まで以上に収入が入る。とかいいクルマに乗れると思っていますか？と尋ねると7割の人は「はい」と答えました。他の３割は、わからないと答え、誰もが自分は失敗しないと思っていたのです。

そこで、上述のことを教えると、皆さん経営ってそんなに厳しいものだとは知らなったと答えます。
要するに、出口がないジャングルに公園だと勘違いして、サンダルを履いて軽装で入るのか？
ジャングルだと知って、野獣や毒を持った昆虫などがうじゃうじゃいることを想定して、用意するモノや知識を勉強して入るのか？
この違いだと思います。
どちらが、生き残り生還できるのかは、言うまでもありませんよね。
その役目をするのが、経営コンサルタントの私だと思っています。

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