名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
今日は、午前中に2時間ほど雨が降るとの予報でしたが、降りませんでした。
その代わり蒸し暑くなってきました。
先日、私の知り合いでやり手の社会保険労務士がいて、労務以外、社員教育もしている人がいます。
この人は、クライアントの新規採用の面接にも立ち会うようで、以下のことを言っていました。履歴書だけでは、人なりがわからない。すぐに辞めてしまう人もいれば、戦力ならない人もいる。しかも、遅刻したり、急に休んだりする人もいる。最近、そういう人が増えてきた。
確かに、言われれば本当にそういう人が増えてきたことを実感します。
そして、その労務士は、必ず、「両親・家族の生年月日を知っていますか？」と尋ねるようになったと言います。
家族を大切にする人は、会社でも仲間や会社を大切に考えている人だと言うのです。
家族のことを想い、仲間との協調性を大切にする人は、仕事のできて、仲間からも信頼される人間だと言えるのだと言います。

私の実家は、北海道の栗山町という小さな町で、施設に入っているお袋がいます。
ご存じ、北海道は雪が降るので、放置していると、雪で屋根が押しつぶされたり、ガラスが割れたりすることもあります。
そこで、そうならないために１２月に雪囲いに行き、３月には雪囲いを外したり、点検に行ってきます。そのついでに95歳にもなる母親の見舞にも顔を出します。
やはり、自分を産んでくれた母親に感謝し、母を愛しいと思っているからそうしているのです。
親を感謝する人は、モノを大切にする。時間を大切にする。人も大切にする。
そのような心に本当の規範が宿っているのだと思います。

経営者でも、時間にルーズな人がいます。そのような人は、支払いにもルーズで、取引先や社員に対しても態度が悪い人が多いのです。

私は、今までいろんな業種の企業を再建したり、売上を格段に上げてきました。
ところが、会社というものは、一旦設立すると、倒産もしくは廃業するまで、継続しなければなりません。
そうなると、10年サイクル、いや５年サイクルで企業を脅かす出来事が必ず、到来するもんなのです。不思議な話ですが、「もうここまでいったので、あとは自分がやります。」と言い、コンサルを断ってきた企業は、見事売り上げが下降しています。
これは、何故だかわかりますか？それは、コロナ禍、震災、事故などもありますが、取引先の担当者が変わった時に取引停止になることもあるからです。
よって、私は、単に「再建するために、売上を上げる。経費を見直す」だけではなく、ありとあらゆるリスクを回避するために、経営者を含めた社員に対するメンタル教育も行っています。
経営とは、死ぬまでマラソンなんです。
私も自ら会社経営をやってきましたが、2001年４月に大型焼肉店をオープンしましたが、９月に狂牛病の風評で、敢え無く閉店に追い込まれ、２億の保証債務を被り、今でもその返済に負われています。
人生何があるのかわかりません。
それでも何とか頑張っています。そんな生き残りのノウハウも教えています。

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