名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
早速ですが、昨日は、私の家の裏に建築中の娘の家の引渡し日でしたが、細かな部分に補修に入り、まだ10日伸びそうです。
その間に孫を預かっていましたが、息子も孫を連れてきたので、とっても賑やかな日となりました。
孫を見ていると、1週間、2週間と見ないうちに、どんどん成長しています。
自社もそんな孫の成長のように、目で見るだけで成長を確認できるようにしたいですよね。

では、早速本題に入りたいと思います。
起業家は、自分がなりたい姿、あるべき姿を想像して、希望に夢を膨らませて、過去の経験や実績を自らの自信にして起業しようとします。
そこには、「失敗」という文字はありません。当たり前の話ですが、「失敗」すると思っていたら起業かんかしません。
私が、ある商工会議所から起業家セミナーの講師を頼まれました。
参加者は、20名程度で、私はいくつかの質問しました。すると8割の参加者は、今よりも裕福になれる。「失敗するとは考えたことがない。」噛み砕いていると、ベンツに乗りまわし、女からもモテる。と思っていたのです。
ところが、既存の企業の経営状況を説明すると、「えっ、そんなに厳しくて成功率が少ないの？」と驚いていたのです。

先日2日、インドで起きた列車事故ですが、多くの死傷者が出ましたが、誰もがこんな事故で死ぬなんて考えてもいないと思います。
2011年3月11日に起きた東北大震災と津波事故ですが、避難命令が出ているにも拘らず、7割の人が逃げ遅れて亡くなったり、運よく助かったりしていますが、「なぜ逃げなかったのですか？」と調べると「自分だけは大丈夫と思った。」と根拠のない自信を持っているようで、多くの人間は心の底では、「自分は他の人と違う」と低層心理にあるようです。

では、もし数か月かけて、アフリカやアマゾンを探検するとしたらどのような準備をしますか？それと勉強しますか？
経営とは、ゴールのない探検と同じようなものです。場合によっては、事業で失敗して自殺する人もいます。そうであるのならアマゾン探検と同じように命を落とす危険もあるということです。
恐らく、危険のある場所へ行くのなら、先ずは、現地を調査すると思います。用意するモノを集めると思います。それとガイドも雇うと思います。これが経営で言えば、経営コンサルタントに当たります。
ところが、ほとんどの人は、何も調べずに、起業しているようです。

私は、今まで多くの事業で失敗した経営者から失敗した理由を尋ねて、その失敗体験を蓄積してきました。失敗するから破産するんです。
では、失敗しないように経営すればいいことなんです。
経営で一番大切なのは、メンタルの構築なんですが、このメンタルというのは、心を鍛えるということなんです。心が構築できないと、すぐに間違えた判断をしたり、勉強や情報を入手しないで、勝手に判断して進んでしまうからどん底に落ちてしまう可能性が高くなるのです。
経営で悩みを持っていない人はいません。
その悩みを解決しないで、先延ばしすることは、確実に失敗に繋がります。
何事も相談からの一歩です。

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