名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
今日は、雨もあがり、快晴になり、少し蒸し暑いです。

実は、昨日愛知県信用保証協会へ行って来ました。
５年ぶりの更新でした。

私は、1997年から2000年前、ホテル経営を懇請され経営しておりましたが、ホテルの売上が伸びないために外食事業部としてプリンセスクラブという新会社を設立し、ホテルの駐車場を潰して、ピザ＆パスタ店を新築し営業しました。

これが当たり、88席で来店数が一日1,000人を超え、月平均2,500万円の売上を上げました。その後、この売り上げがホテルの大きな支えとなり、どうにか再建できたので、Ｍ＆Ａをしたのです。
ところが、この別会社に社員が、私についてくると言うので、受け皿となる飲食店として、2001年4月に定借で650坪借りた土地の上に1億4,000万円ほどかけて、焼肉店をオープンしたのです。
ところが、2001年9月に突然狂牛病の風評にて、売上が8割ダウンとなり、閉店を余儀なくされ、12月10日に閉店しました。
この時に、業者に対する支払いが2,500万円ほど滞納し、その他にも未払給与400万円、無煙ロースターのリース残金が750万円、ガスエアコンの残金1300万円、固定資産税200万円、不動産取得税250万円、地主への地代月75万円×毎月などと、トータルで2億円ほどの残債を背負うことになりました。
それから22年が経ち、ずっと個人で支払ってきましたが、これも弁護士事務所時代の知識と経験がなければ、とっくに破産していました。
破産するにしても650万円もの費用がかかったので、どうなっていたかはわかりませんが、恐らく自宅を処分せざるを得ない状況になっていたでしょうね。
そんな県保証だけではありませんが、あと3年ぐらいでカタがつくまで来たのです。

県保証の職員も私の例歴を知っているので、とやかくは言いませんが、ホテルも飲食も無給でやっていたことは知っていたのです。
男気を出して、ホテルの再建業務も全株買い取り、無給で経営してきたのです。
裸になり、全力投球をしてきたのです。
企業再建とは、ここまで魂を込めないと93億も負債があったので、毎日差し違える覚悟で、真剣勝負でした。そんなことも知っているので、何も言いません。
もし、あなたの企業が、再建に向けて走り出そうとするのなら、水先案内人がいないと途中で、破綻するやもしれません。
私は、プロですが、それでも何度も沈没しかけました。
恐らく、精神的にもかなり追い詰められていると思います。

今一度、深く考えて、正しい選択をしましょう。
何かあれば、お気軽にご連絡下さい。お待ちしております。

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