名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申（もうりたかのぶ）です。
こんにちは
　今日は、「自信を持つことの意味」について、自分の経験を元にお話したいと思います。
　私は、今までいろんな人に「よくそこまで自信を持ってコンサルできますね。」と言われてきました。
　それは、「きちんとやれば絶対大丈夫」とか「当たり前のことを毎日コツコツ継続してやれば、売り上げは絶対倍は行く」などと平気で言っているからです。
　これは、私の経験から来た言葉だからです。

　先日、税務調査が入り、２人調査官が来て、２時間ほど話をしました。
まぁ、そのうち半分は、雑談でしたが・・・・
　その主席調査官は、事前に私のホームページやブログをチェックしていたようで、以前私が経営していたピッツェリア・マリノという名古屋市内にあるパスタ＆ピザのお店へ行くとか、私が経営していたホテルにも行ったことがあるなどの話をして、「再建計画書って、どう書くんですか？」と尋ねて来たのです。
　これは、「どうせタラレバの数字を並べるだけでしょ？」と言ったような、目の奥に暗い輝きがあったので、私はこう言ったのです。

　確かに、依頼を受けて、すぐにその企業を把握しているわけではないので、数字を作り上げるのは、至難の業です。他のコンサルティング・ファームでは、単に枚数を増やして分厚く計画書を作っている会社も多いようですが、私は実際に何社も再建のために自ら経営してきたので、具体的に、その数字に肉を付けて、血を通わせる努力をしてきました。
　よって、自分の人脈を駆使したり、毎月、社員研修を実施する。個別で営業指導して、具体的に、得意先の担当者に気に入ってもらえるように「共感力」を磨いて、身に付けて貰うまで指導したり、営業のノウハウを指導してきました。
だからこそ、ホテル経営の時は、２年で４億もの新たな売上を作ることができたり、運送会社では、全ての社員のトラックの横に乗り、朝までお付き合いして、売上を２億6000万円から9億8000万円にしてきたのです。
机上の論理だけでは、再建できっこないことを理解しているからです。
もし、机上の論理で再建できるのなら自分がその人に頼みたいぐらいです。」と。

　そこで、培ってきたのが、「当たり前のことを、コツコツ習慣化して実行すると確実に実績に繋がり、例外がなかったことが、大きな自信になったのです。」と言いました。
　経営者自身が、絶対再建してやるんだ」と、先ずは毛利を信じ、そのようにやってみるか。ということと、「やれば必ず、成果が出る」と自分の力を信じることができなければ、誰が信じるんでしょうか？
　そうでなければ、社員も家族もついてはきません。

　日本の企業数は、減少傾向にあり、バブルの時代は、450万社ほどありました。
　ところが、今では386万社と減少し、毎年75％近くの企業が赤字申告しているのです。
売上も１億円以上の企業は、19.1％。10億円以上になると5.4％しか存在しないのです。
　よって、ほとんどの75％の企業は、数千万円の中小企業なのです。
　よく、「こんな少ない売上でも引き受けてくれますか？」と聞かれることがありますが、恥ずかしいことはありません。
　私は、必ず、最低でも売上を倍にしましょう。若しくは、年収を2000万円以上にしましょう。と言うことにしています。
　何故なら1000万円ぐらいならサラリーマンでもそれ以上稼いでいる人もいるからです。
　経営者になったのだったら、それぐらい稼がないと割に合わないと思っているからです。

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