名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申（もうりたかのぶ）です。
こんにちは
　最近、「あざとい」という言葉をよく耳にします。
　ということで、これからのビジネスでは、「あざとい」やり方がたいせつだとくお話をしたいと思います。

この言葉は、あの何とかという元女子アナから来た言葉と思いつつも昔からあった言葉のようですね(笑)

では、あなたの周りに「あざとい」人はいますでしょうか？私の周りにはいません。

国語辞典で「あざとい」を調べてみると、こんな意味が並んでいました。
（１）抜け目がなく貪欲である。悪辣だ。
（２）小利口だ。思慮が浅い。

「あざとい」を漢字で表記すると、「小聡明い」と書くようですが、「小さい聡明」と
書くのなら決して悪い意味ではないような気がしますが、一般的なニュアンスでは、「こ
なまずるい」的な意味で使われているような気がします(笑)

芸能界に全く疎い私は、今こうしてこれを書いている間に、その元女子アナの名前を想い出そうとしていますが、浮かんで来ない（汗）
テレビでは、「男の気を惹くために可愛らしさや女性らしさをアピールした言動」を指していますよね。

実際に、世の中の人が考える「あざとい女性像」とは、
１位：計算高い（57.0％）
２位：ずるい・ずる賢い（46.6％）
３位：ぶりっこ（37.9％）
４位：小悪魔系（32.4％）
５位：性格が悪い（31.7％）
６位：モテそう（17.8％）
７位：イイ女風（9.4％）
８位：特にイメージはない（8.1％）
９位：その他（1.0％）
との結果のようですが、どうもテレビを見ていると、このあざとい女を嫌うのは中年以降のおばさんが多いような気がし、男は、「可愛ければいいんじゃない」と思っているような気がしました。

これからビジネスでは、「あざとい」がどのような拘わりがあるのかを書くと、
この世の中、差別化の図ることができない同じ商品を販売する同業者が、ごまんといます。
解りやすく言うと、ホームページ制作会社もそうです。
私は、ホームページを今年１月に作り直しましたが、４月までは、毎日のようにテレアポがかかって来ていましたが、仕事のできない会社のテレアポは、ストレートに「ＨＰ制作会社ですが、こんな商品もいかがですか？」的なアプローチをしてきますが、できる会社の社員は、商品のことはなかなか言わないのが特徴です。

「毛利に一度だけでも会いたい」
「いろんなことを教えてもらいたい」
と「あなたに興味を持ちました的」なアプローチをして来るのです。
本来は、すぐに「こんな商品がありますが買って下さい。」「はい、解りました。買います。」というリアクションが欲しいくせにです。

昔は、業者も少なく、インターネット事業そのものが、少なかったので、他社との摩擦はありませんでした。
ところが、今ではごまんといます。そんな有象無象の中で戦うには、「あざとく」立ち回らなければ、生き残りは限りなく０です。
この営業君も、１つのあざとい戦法ですよね。

さぁ、あなたも意中の人にストレートにアプローチをして本心を伝えるのか？
それとも、あざとく立ち回り、想いを伝えるのか？を考えると、あざとくしぶとくいかないと売れないのはわかりますよね。
そのようなことを考えて営業をしなければいけない時代なのです。

ちなみに、この画像孫ですが、あざとくなくても、何でも買ってあげてしまうのは、何ででしょうね(笑)

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