名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申（もうりたかのぶ）です。
こんにちは
　早速ですが、現在、コロナ禍が開けても景気は戻らず、連日、どんどん倒産する企業が増えているというニュースが流れます。
　多くの経営者は、尻に火が付かないと動きませんが、早く動いた方が、早く再建できます。
　私は、困って相談に来られた経営者に、先ずは現状をお聞きし、総債務を尋ねます。
　これは、個人の借り入れも含めてです。
　ギリギリになってから来られるので、経営者は給与を取れない人も多いし、まずほとんどの人は、銀行に対し、リスケしています。
　それでも支払いがきついから相談に来るのだと思いますが、現状を知らずにコンサルをしている時にギブアップする可能性も出てくるからです。
　そういう会社は、緊急手術しなければなりません。
　
　先ず、断言できることは、自分がギブアップしなければ会社は倒産しません。
　しかし、債権者の中には、ギブアップさせようとする会社も出てきます。
　銀行は、リスケジュールして、取り敢えず利息だけの支払いを承諾していると思いますが、現状のリース代にも着手しなければいけません。
リース代の支払いを怠ると、恐らく３か月ぐらいで、催告書が送られてきます。
　そうなると、早急に連絡を取り、交渉しなければいけません。
　放置すると、すぐに信用情報機関ＣＩＣに、事故があったと知らせが行くからです。
　そうなると、クレジットカードも支払いを遅滞していなくても使うことができなくなります。
　リース会社によっては、交渉している最中にＣＩＣに事故と流してしまいブラックにされてしまうことも起こるのです。
　現在、支払いが２回ないし３回以上遅滞すると、ＣＩＣに連絡することになっていますが、交渉中で再建できる目途があると判断されれば、ブラックに載せないのです。
　この時に、交渉方を間違えると、たちまちブラックリストに載せられてしまいます。
　そうなると、全部のカードが使えなくなってしまう可能性が出てくるのです。
　ＥＴＣも使えない。そうなるとこれから再建をしようとしても、更に道は険しくなってしまうのです。
　破産することも、諦めて廃業することも全ては、あなたの決断です。
　そうなる前に、正しい一手を打ちましょう。

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