名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申（もうりたかのぶ）です。
こんにちは
昨晩は、友人の税理士ら5人で、私の自宅の近くの中華料理屋さんへ行きました。
この税理士は、瀬戸市に住んでいるので、飲まない友人の奥さん夫婦らを運転手としてやって来ました。
何故、クルマで30分近くもかけてきたのかという話ですが、30年ほど前、バブル景気があり、その後バブルが崩壊した後もしぶとく生き残っている町中華の話題になりました。
ところが、最近、この町中華もどんどん姿を消しているので、やはりコロナ禍で、閉店を余儀なくされたのか？瀬戸市には、町中華がないので、久しぶりに美味しい町中華に行ってみよう。という話になったのです。
町中華の基本は、中国人夫婦が経営者で、家賃の安い郊外の1階が店舗、2階部分が居宅というのが特徴のようです。
この中華は、まだわりと若い夫婦が経営していますが、何故町中華が減少したのかと言うと、創業30年も経過すると、店主の年齢が60歳を超えてきます。
50歳以上の町中華の経営者は、全体の72％ほどになり、長時間労働と低賃金なこともあり、後継者がいないから事業承継できないことがいちばんの原因になるようです。

これは、町中華だけではなく、他の会社も約半数が、後継者がいないと回答しています。
このままだと2025年までで、60万社が黒字倒産する可能性が出て来たようです。
私が調査した結果、事業承継できない理由は、
1　このまま仕事を続けても、儲からないので後継者に迷惑をかけてしまう。
2　借入金の問題、担保の処理の問題
が、ネックになっていると思われます。

私は、18年間弁護士事務所に在籍していたので、このような問題をたくさん処理してきた経験があります。
あと、会社経営も7社やってきたので、社員教育や2代目育成も行ってきました。
儲からないのなら儲かるような会社にして、事業承継を行うのが得策です。
黒字倒産ほど、もったいないことはありません。
残された社員のことも考えると、ひじょうに残念なことです。
一度、真剣に自社のことを考えてみては如何でしょうか？
相談することで、解決できることもたくさんあります。

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