誰もが大きく勘違いしていること
2024/03/04
誰もが大きく勘違いしていること
「企業再建に着手する前に・・・」
名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
先ずは、企業再建と言うと、一般的にどのような認識を持っていますか?
辞書によると、うまくいかなかったりした会社や団体など改めて組織しなおすこと。元のように形作ること。とあります。
私は、学生時代から弁護士事務所に勤務していましたが、18年間の間に破産申立を5000件以上経験しました。相談者の中には破産せずに内整理ができた人もおりました。
これだけの件数をこなすと、あと半年前に相談に来られたら再建できたのにという案件が半分以上あったと思います。
ガンの手術と同じで早ければ早いほど助かる可能性が高くなります。
よって、毎回どうしてもっと早く相談にこないのかを疑問に思い残念に思っていました。
体調が悪いと医者に行くような感覚で、どんどん相談に来て欲しいと思います。
私は、社会人になってからずっと企業の生死に関する仕事を行ってきました。
弁護士事務所に勤務していた時に、見知らぬ人から突然「破産をお願いします。」という手紙と事務所の鍵と銀行通帳が送られてきたことがありました。
私は、これはやばいと、先ずは警察に連絡してから、その人の会社に行きました。
結論言うと、翌日東京に住むお嬢さんから電話があり、遺言書が届き、両親が行方不明になっていることを知りました。
案の定、その2日後に警察から連絡をもらい、山中で一酸化炭素をクルマに引き込み自殺を図ったのです。
しかし、幸いのことで、2人とも意識不明で助かりましたが、一酸化中毒で奥様の方は廃人になってしまいました。社長はこの時は正常でしたが、日に日に認知症になって行き、一酸化炭素中毒の恐ろしさをまざまざと知りました。
急に赤ちゃんのような話し方になったり、笑いだしたりして、今でもその姿を想い出すと哀しくなります。
恐らく、この出来事が私に大きくのしかかり、「もっと早く相談に来てくれたらこんなにならなかったのに」と、天職を経営コンサルタントになろうと思ったきっかけになったようです。
私は、再建の手法として、誰もが考えつく様なやり方をしません。
一旦、劣勢になると、今までと同じ延長線上のやり方では、再建迄時間がかかるし、それでは、1割、2割ほどしか売上が上がらないからです。
私が経営したホテルを再建した時は、2年で4億売上を伸ばしてきました。
他にも4倍5倍はざらです。
一度、話を聞きに来ませんか?
私のホームページにも成功事例を記載しています。
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