名古屋を拠点で、全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申で...
2024/04/02
名古屋を拠点で、全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
早速ですが、昨日、土木建築業のクライアントの幹部会に参加しました。
事前にレジメを作成して渡しておいたので、それに沿っての会議でしたのでスムーズに進みました。
現在、土木建築業は、材料費の高騰により、大打撃を受けています。
材料費を自前で用意しないといけない企業は、9割の企業は赤字だと聞きます。
調べてみると、材料費は15%も値上がりしていました。
ここまで上がると、利益が全て飛んでしまい、当然に赤字になります。
公共工事を入札すると、材料費の高騰分を補填してくれない団体もあるので、受けると赤字になります。
そうなると、如何に材料費を安い仕入れ先を探す。
共同購入する。
材料費を負担しないで済む仕事を受ける。
単価のいい仕事を探す。
仕事の効率を上げて、その分の仕事量を増やす。
率がいい仕事をたくさんこなして、赤字を解消する
などが考えられます。
現在、土木建築業は、この材料費の高騰と人財不足でどんどん淘汰されています。
よって、人材不足ということは、仕事はたくさんあるということで、仕事量に対して、人がいないから人出不足になるわけですが、そうなると公共工事の入札金額のうち材料費を早急に見直してくれないと、落札する業者がいなくなる可能性も出てきます。
札幌駅の南口は、新幹線の乗り入れ工事のために、駅横のバスターミナルとエスタ(ビル)は、昨年秋に解体工事をするということで、閉鎖になり、エスタには、足場が組まれ白いテントが張られていました。
ところが、これを受けた大成建設などの工事業者は、この再開発ビルの建築を2年間送られると発表し、テントや足場が外されることになりました。
その理由は、施工ミスと材料費の高騰と人出不足との理由ですが、この2年の間に作業量を按分することで、コストの圧縮を図るということのようです。
しかし、今から延期と言えば、昨年秋からテナントに対し、退去させた家賃収入の損害分も発生するし、足場の撤去費用などを合わせると、数百億円もの費用が増えると思いますので、この費用を札幌市やJR北海道が簡単に負担するとは思えません。
よって、規模を縮小して再開発計画も見直さなければならないと踏んでいます。
話を戻します。
このように土木工事業界は、人出不足なので、大手の下請けならたくさん仕事があります。
私は、このクライアントに先月提案したのは、能登半島の災害地の復旧です。
当初、「能登は、工事業者の宿泊先もないので、難しい」と言われましたが、最近、被災地関係者からオファがあったようで、近日中に打ち合わせに行くようです。
このように、早め早めに問題点をあぶり出して、対処して改善していかないとたちまち倒産してしまいます。
銀行も今年度は、原材料費の高騰で赤字でも目を瞑りますが、来年度も同じ理由は通用しません。
事業計画書を作成し、洗い出した問題点をどのように改善するかをきちんと文章化しなければ理解して貰えません。
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