名古屋を拠点で、全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
早速ですが、朝パソコンを開くと、Yahooニュースに全国の倒産情報が載っています。
中小企業を見ていると、10年連続して黒字という会社は見たことがなく、5年以上黒字という会社も珍しい部類に入ると思います。
この倒産情報を見ると、原材料費の高騰や人出不足というものが主な理由ですが、人出不足はいつからなのか？
材料費の高騰は、いつからなのか？と尋ねたいですが、急に赤字になったわけではありません。
人材不足や材料費が高騰したのはいつからなのか？
本当にこの２つだけが倒産理由なのか？
この期間に、何か改善しようとしたことがあるのか？
何を改善しようとしたのか？
などを聞いてみたいものだと思いました。
「３日後に死刑になります。」と言われたら、もう手の施しようがありませんが、１年の猶予、２年の猶予があるのなら、危機感を強くもって、改善しようと努力すれば倒産せずに済むと思うのですが、何もやらない企業がほとんどです。

星野リゾートは、毎年、「このままだと何カ月後に倒産する」という倒産予告を部下に発信して、危機感を周知しています。
これは、幹部だけでもいいですが、１つの事例だと思います。

私は、ホテルを再建するために、全株買い取り代表取締役に就任したときに、年商8億、負債93憶なのに、毎年２回ボーナスを支給していたのです。
専務が、かじ取りしていたホテルですが、年末のボーナスだけで専務だけで2400万円も取っていたのですが、私が代表に就任したあとは、夏のボーナスを支給せずに、現状を書面にして、冬は絶対出したいから頑張って欲しいとはっぱをかけました。
これで、２人退職しましたが、これで社員たちは、ピリッとしたと言います。
社員は、売上も債務も知っていましたが、どんなに業績が悪くてもボーナスが貰えると思っていると油断が生じます。
倒産するかしないかは、イエローシグナルが点滅の時に何をやるのか？にかかっていると思います。
倒産させる前に、お気軽にご相談をして下さい。

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