名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です...
2024/04/17
名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
今日は、私が実際にアドバイスしたことを実践されて、売上が3倍、5倍になった事例をお話したいと思います。
私のホームページにも一部の事例を紹介しています。
先ずは、金融機関から資産を売却して廃業を迫られていたビジネスホテルのお話をしたいと思います。
このホテルは、私が半年間月に2回訪問して再建の目途があるのか診断して欲しいとのことで、以来を受けました。
私は、シティホテルを再建した経験がありますが、ビジネスホテルは初めてでした。
心の中では、古いビジネスホテルのコンサルは難しいと考えておりました。
何故ならビジネスホテルの利用目的は、場所的価値と価格的価値だと思っているので、いくらチェックインなどの接客を指導しても料理が朝食だけでは、売上には伝わらないと思っていたからです。
ネットの口コミでは、建物がかなり古いので、部屋の明かりも暗く、朝食以外は、立地しか評価されていませんでした。
よって、中学・高校生の修学旅行。スポーツの合宿・大会での利用客がほぼターゲットのホテルでした。
先ず、どんな企業でも経費の削減と売上アップの2つがポイントです。
それには、先ずは分析からです。
ところが、このホテルは、それらの分析がなされていなことと、修学旅行生などの学生がメインだったので、夕食も出していたのです。
修学旅行や団体がない時は、宴会場の稼働は0です。
そこで、私は、近くのおかまバーに相談に行き、団体客と取るプラントとして、『妖怪プラン』というのを考えて、ゲゲゲの鬼太郎のテーマソングを流して、オカマちゃんに登場してもらいステージでダンスを披露してもらったり、接客してもらいました。
すると、婦人部の団体にはめちゃ評判がよく、築年数の古いホテルの名物プランになりました。
料飲の原価を分析してみると、朝食の原価が、51~52%ぐらいだったのです。
これだけ原価をかければ、口コミも良くなる筈です。
ところが、1泊5,000円、6,000円と季節により変動しますが、この金額で、食事の原価が50%を超えると利益が出ません。
ここから30%以下にすることを提案して実践しました。
それから売上を上げる施索です。
先ずは、今でも使ってくれる学校やその他の団体の顧客。3年から5年利用してくれるリスト、5年~10年のリスト。昔は利用してくれていましたが、今ではご無沙汰している顧客リストと分類して、営業に回ってもらいました。
どうして利用しなくなったのか?
要望は何なのか?など担当者と関係を密にするために営業に回らせたのです。
すると、学校では、担当していた先生が変わってしまった。
変わってしまったので、その先生がホテルを知らないので、自分で探して替えられた。
などの理由が原因で、特に不満があったわけではなく、やはりコミュニケーション不足が原因でした。
あとは、福利厚生も手を入れました。
その他にもいろいろ改革しましたが、一番は営業方です。
すると、2年が経過すると、稼働率が倍ぐらいになり、売上も3倍になりました。
ホテルは、100室だと、MAXの売上が客室単価×100になります。
よって、今日200室売りたいと言っても売ることができないし、今日50室しか売れなかったので、明日150室売って、売上をばん回できないビジネスなのです。
空室の累積赤字をどんどん貯めてしまうビジネスなので、売上を上げるのはかなり厳しいビジネスなのです。
このホテルは見事再生して、今でも頑張っているホテルです。
先ずは、売上を上げる仕組みを作り、事業計画に落とし込むことです。
計画書を作成し、どのように売上を伸ばすのか?経費をどのように下げるのかを数字で出さないと銀行も理解してくれません。
これは、私の一例ですが、「当たり前のことをコツコツやることが成功の秘訣」の事例でした。
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