名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です...
2024/06/03
名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
おはようございます。
経営で一番難しいことって、ご存じですか?
私は、これをやるだけで、経営状態が数段向上すると思うので、クライアントに提案するも誰も続けた人はいませんでした。
それは、日誌を書くことです。
日誌を毎日継続して書くことってそんなに難しいでしょうか?
やることは、簡単だと思いますが、継続することがいちばん難しいのです。
私は、「原田メゾット」という教材を買って学び、その日誌を使っています。
あの有名な大谷選手も「目標達成シート(マンダラチャート)」を使った日誌を書いていますが、この原田先生とは、荒れた公立中学の先生だった人で、目的や向上心もなく、生活していた普通の生徒たちを、陸上で何度も「日本一」に導いたお人です。
先生曰く、必要だったのは、能力や才能ではなく、考え方の一大転換だと。
行動と結果を大きく変えたのは、マインドセットでした。
私も、高校・大学と柔道をやっていたので、よくわかります。
「仕事と思うな人生と思え」は「日本一になるための合言葉」です。
例えば、簡単に言うと、「勉強と思うな人生と思え」「掃除と思うな人生と思え」という目の前の仕事や、やらなければいけないことを全力で取り組む姿勢のことを言います。
そうすることにより、意識、集中力、達成能力が変わります。
私が、いちばん感銘を受けたのは、大阪市の公立高校でも名うての不良高校で、かなり荒れていたそうで、暴力高校として有名だったそうです。
食堂もトラブルの巣窟になっていたので、原田先生は、ほとんどここで蕎麦を食べていたそうです。
ある日、ガムテープを靴に巻いている不良学生が、やってきて、「先生、そばの汁を頂戴」と。。。
初めは冗談と思って、「おう、ええで、」と渡したら美味しいと言って全部飲んだそうです。
そこで、「ご飯は食べていないのか?」と尋ねると、「食べていない」と言う。
これで、本当に失礼なことをしてしまった。と、「では明日から来い、蕎麦をおごつたる」と言うと、翌日に2人の生徒がやって来て中華そばを「美味しい、美味しい」と食べたそうです。
すると、「先生、ありがとう。太っ腹やな、他の奴も連れて来てええか?」と言うので、「ええ、みんな連れて来い」と言うと、3日目には5人来ました。
その5人が中核の陸上部になったそうですが、その時に家庭事情を聴いたり、進路相談に乗ったりしているうちに、大学へ行きたいけど、家にはそんなお金がない。おかんを喜ばしたい。楽をさせたい。と言うので、「だったら陸上で日本一になれば、入学金や授業料もタダで行けて、親にも安心させて喜んでもらえるぞ。」という話に進んで行ったそうです。
決して、足が速い。体力がある。体が大きいという生徒ではありません。
「日本一は、自分で日本一になると決めないとなれない」と一番大事なことは、決断することだと言います。
そこで、陸上部の生徒用に日誌を作ったのがきっかけのようです。
日本一→心 決める→技 決める→体 決める→生活
と一カ月ごと、大会までずっと書かせたのです。
兎に角、決断したことを毎日やること
イメージを強化する
日本一になるためには、何をやるのか決めるなどと、目標と目的をセットで考えることが必要だと指導されていったのです。
この日誌には、奉仕活動、社会や他社に対する奉仕活動や有形無形の目標もあり、1日づ
つ行うこと、1週間ごと。1カ月ごとと実際にやれたか?やれたならその実績。やれなかったらその理由。いつまでに達成するのか?など細かく、検証、反省、改善点、締め切りまで記載するようになっているのです。
この日誌は多くの大手企業の役員も使っているんです。
これを活用して、仕事を行うと、漠然にスケジュールを組むことはせずに、時間の使い方も各段に進歩します。
経営にも同じことが言えます。
「当たり前のことをコツコツ続けることが、成功へと繋がるのです。」
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