名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
よく、ネットで検索するとリーダーの条件として、
決断力、行動力、情報収集力など、いろんな条件が書かれています。
しかも、このような自己啓発本もたくさん並んでいます。
そういう私も「トップの後ろ姿で会社は変わる」という著書の他に、この手の本を出していますが、私も過去にいろんな業種の会社を経営したり、コンサルを受けてきましたが、
実際は、自分に足りないことを理解している経営者やリーダーがどれだけいるのかと疑問に思っています。
「あれを直せ、これをこうしたほうがいい」とアドバイスしても本人が理解していなければ、「俺はちゃんとやっているのに、なんでそんなことを言われないといけないの？」と思っています。
以前、私は、「ピッツェリアマリノ」というＦＣ店第一号を名古屋市の中心地である榮で営業していました。
今は会社を売却したので、他社が営業していますが、1997年当時は、物凄い繁盛店でした。
よそからも視察にくるピザ＄パスタがメインのお店です。
88席で、一日の来店数が平均で1,400人。多い時は1,600人以上来ることもあり、雨が降っても1,000人を切ることはありませんでした。
よって、開店の11時過ぎから、１年間は、22時過ぎまでずっと外にまでウェイティングが出るくらいでした。
在籍しているアルバイトは、学生・フリーターを含めて100人はいましたが、その中のフリーターで、見た目が「Ｍｒ・オクレ」に似た風貌で、黒縁のメガネをかけていて、とても貧相な男がおりました。「Ｍｒオクレ」が解らない人は、「ひょっこりはん」をイメージしてもらうといいかもしれません(笑)
他のバイトは、明るく、動作もテキパキなので、そのオクレくんは目立ちます。
ある時、そのオクレくんに、「君はどうして飲食店でバイトしているの？とても接客業には向かないと思うのだけど・・・」と話しかけました。
すると、意味が解らないようなので、「根が暗そうなので、皆と同じように、もっと明るく接客したらいいと思うよ」と言うと、「僕は、暗くありません。皆が明るすぎるだけです」と言われるに至りました。
このように、「自分で暗い性格だから明るくしたほうがいいな」と思わなければ自分で正そうとはしません。
　折角、指導しても本人が理解していなければ、結果は出ません。
　先ずは、ここからスタートです。
　先ずは、素直・謙虚になることを教えないといけません。
　私は社員教育も得意分野です。
お気軽にご相談下さい。

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