『事業承継（営業譲渡、Ｍ＆Ａ）に失敗して約60万社が黒字倒産』
　名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
　こんにちは
　早速ですが、最近のニュースで、事業承継に失敗した会社が倒産したとのニュースがあとを絶ちません。
　私は、弁護士事務所に勤務しながら再建のためにホテルの再建業務を終えてから経営コンサルタントとして独立しました。
　ホテル経営は、自ら代表取締役としてＭ＆Ａを成功させました。
　ホテルには93憶もの負債を抱えていたので、先ずは営業利益がでるようにするためには、4億円不足していたので、この4億を短期間で上げることが目標としました。
　そこで、8億から12憶になり、Ｍ＆Ａが成功したのです。
　
　しかし、ここでよく考えて見て下さい。
　Ｍ＆Ａをするということは、社員も売り上げも債務も新会社に移籍するわけです。
　そうなると、売掛金を譲渡日から新会社に移転します。
　既存の会社は、月末締め翌月末払いの約定で取引していたので、当然にその未回収の売上も既存の会社の資産になります。
　しかも、退職金も既存会社が支払いを負担しなければなりません。
　ところが、そのような知識のない不動産屋崩れのＭ＆Ａを売り物にしている会社に一任するからこのような失敗が起こることになるのです。
　もし、失敗したら倒産もしくはその債務を負うことになります。

　私は、自分の会社なので、Ｍ＆Ａを成功させても他社のように数千万円も手数料を貰っていません。
　先日、破産した船井電機もこうしたことを繰り返し、くっついていた小判サメのような業者に食いものにされてしまうのです。
　よく調べて本当に信用できる経営コンサルタントや不動産屋に相談することをお薦めします。
　先ず、数千万も手数料を要求する会社は、私の経験則上やめたほうがいいと思います。

　諦めるのは、いつでもできます。
死ぬのはいつでもできます。
　死ぬ覚悟があれば、何でもやれます。
　立ち上げるのは、今しかありません。
　やるなら今、生きている間に悔いが残らないためにも今やるしかありません。

　
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