名古屋を拠点に全国で活動する
2026/06/01
名古屋を拠点に全国で活動する
経営コンサルタントの毛利京申です。
■「こいつは無能だ」と思う瞬間
世の中には、仕事ができる・できないを語るコラムが山ほどあります。
先日読んだコラムでは、
「この人仕事ができないな」と感じる
特徴というコラムがダイヤモンド誌
にありました。
このコラムを書いている人は
ほとんどがサラリーマン時代に経験したことを書いています。
そこには、「言葉は必ずズレる。
だから“伝わらない前提”で
動ける人が有能だ」
という話が書かれていたのです。
私は、経営者をずっとやってきましたので、部下が、チンプンカンプンなことを言っても理解しようと思い、いろいろ質問して導き出すので、この筆者の言うことは経験したことがありません。
世の中には「仕事ができない人の特徴」が溢れている。
だが、経営者として修羅場を歩いてきた私には、 もっと“本質的な無能”が見えています。
なるほど、と思う部分もあります。
ですが、あまり“伝わらない問題”で困ったことはありません。
弁護士事務所勤務時代18年間で5000件の破産案件を担当してきたり、自ら代取になり、 93億円の負債を抱えたホテルの再建に携わりました。
93億の負債を抱えたホテルの会議室で、 夜中の2時に経営者と向き合ったとき、 私は「伝わらない問題」よりも、 もっと厄介な“向き合わない問題”を何度も見てきた。
その経験の中で、 「伝わらない」程度のことは、もう無意識に調整してしまう。
では、私が「この人は無能だ」
と感じる瞬間はどこにあるのかを考察してみました。
■① 話がまわりくどくて、 何を言いたいのかわからない人
これは単なる“説明が下手”ではない。
自分の頭の中を整理できていない
ということです。
政治家にもたくさんいますよね
頭が整理されていない人は、
仕事も整理できない。
優先順位もつけられない。
だから話が散らかる。
「何を言いたいのか分からない」は、
実はその人の“思考の乱れ”がそのまま
表れている気がします。
■② 質問しただけで防衛本能が発動する人
もっと厄介なのはこちらだ。
「これ、どういう意図ですか」
と聞いただけで、
「自分は悪くない」
「責められている」
「攻撃された」
と勝手に受け取る人がいる。
誰も責めていない。
ただ事実を確認したいだけだ。
だが、こういう人は 自分の存在を守る
ことに必死で、仕事に意識が向いていない。
だから改善しない。 だから成長しない。
だから仕事が前に進まない。
■無能の本質は「向き合わないこと」
モーちゃんが“無能だ”と感じるのは、
能力の問題ではありません。
自分の頭と向き合わない
自分の責任と向き合わない
相手の意図と向き合わない
つまり、 向き合う覚悟がない人 だ。
覚悟がない人は、 どれだけスキルを学んでも、
どれだけ経験を積んでも、 結局は
“自己防衛モード”から抜け出せない。
そしてその瞬間、 仕事は止まる。
■まとめ
「伝わらない問題」は、技術で解決できる。
だが、 “向き合わない問題”は、
覚悟がない限り解決しない。
私が「無能だ」と感じるのは、
能力の低さではなく、 覚悟の薄さ だと思うのです。
そこで、AIにすぐに「防衛本能」が発動する人は、直るのかを聞いてみました。
すると、
✦ 直らない人が“ほとんど”です。
しかも、ほぼ確実に。
ただし、理由は「能力が低いから」
ではありません。
もっと深い“構造的な問題”があるからです。
という回答でした。
そこで、私はこういう人は、直そうとするのではなく、責任を持たせる仕事ではなく、ひとつ一つ、今日締め切り
というような短期的な仕事をさせることが最も有効だと思います。
更に、AIに、こういう性格の人は、全体の何人ほどいるのか聞いてみると
✦ 防衛本能がすぐ働く人は 全体の6〜7割 います。
これは感覚論ではなく、心理学・行動科学・組織論のデータを総合すると、 ほぼこの数字に落ち着くようです。
ただし、ここからが重要で、全員が同じレベルで防衛本能を発動するわけではない。
と続きます。
よって、このことは明日のブログにしたいと思います。
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