『失敗を恐れる脳』
2026/06/02
『失敗を恐れる脳』
名古屋を拠点に全国で活動する
経営コンサルタントの毛利京申です。
台風が近づいていますね。
でも今のところ、パラパラです。
昨日のコラムで、「無能」の人
「仕事の出来ない人」のコラムを読んで、
私は、少し違う考えだということを書きました。
例えばレポートを頼まれたときに、
そのレポートについて質問されただけで 防衛本能が働き、すぐ構えてしまう人の話を書きました。
「私は悪くない」といった防衛反応が
先に出てしまい、 質問者が本当に
知りたい“答え”にたどり着けない。
AIで調べると、このタイプの人が 6〜7割もいる と聞いて、私も驚きました。
そこで、このことを調べてみると、
教育と社会構造が、「失敗を恐れる脳」を育ててしまうようです。
日本人の多くは、幼いころから
「間違えると怒られる」環境で育ちます。
テストで×がつく、先生に叱られる、
親に注意される──。
この繰り返しが、脳に「失敗=危険」
という回路を作ってしまうようです。
■脳は“命の危険”と“心理的な危険” を区別できない。
上司に質問される。
SNSで批判される。
会議で意見を求められる。
こうした場面で、脳は “命の危険”と同じ反応 をしてしまうようです。
つまり、扁桃体が「危険だ!」と誤認してしまう。
その結果、 「私は悪くない」と構えてしまい、 まともに質問に答えようとしない。
これが“防衛本能が発動する瞬間”です。
■教育と社会構造が作った「防衛型思考」
日本社会は「失敗を許さない文化」が根強い。
学校では減点方式、
会社では減点評価。
SNSでは一度の失言が炎上する。
この環境が、 人々の脳を「守りに入る」
ように訓練してしまったのです。
■結果:挑戦よりも“安全”を選ぶ脳
防衛本能が強い人ほど、新しい提案を避ける責任を持つ仕事を嫌う
意見を求められると黙る
つまり、挑戦よりも安全を選ぶ脳
になってしまう。
■ 結論
しかし、「防衛本能」は悪ではありません。
ただし、それに支配されると成長が止まる。
教育と社会構造が作った“恐れの回路”
を断ち切るには、 「失敗しても死なない」と脳に教え直すしかないように思います。
その第一歩が、 質問されたときに“守る”ではなく“考える”を選ぶことなのかと思います。
よって、私は、自社でもコンサル先でも
必ず、個人面談をして、適正能力を知るようにしています。
リラックスしてもらい、いろんな雑談をしながら、
この人の会話に対して、どのように返答をするのかみています。
それにより、質問を変えて、回答を導きます。
中国人やアメリカ人は、真逆です。
だから起業家が多い。
だから社員教育はとっても大切なのです。
「こいつは仕事ができない」と決めつける前に何度も、個人面談をして、その人の能力を引き上げてみては如何ですか?
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