こんにちは。
2023/03/28
こんにちは。
愛知県を中心に全国で講演活動や企業の再建や構築をお手伝いしている経営コンサルタントの毛利京申(たかのぶ)です。
よく、相談料の支払いもままならない経営者が相談に来られます。
私のところに相談に来られる経営者のうち8割は、金融機関に条件変更をして返済を猶予している会社です。
中には、金融機関から会社の整理や破産を勧めれている経営者もおります。
取引先の金融機関からこう言われるとさすがに堪えているようで、ずっと給与も取っていないと本音が出ます。
私も年商8億で負債を93億も抱えた企業を代取になって再建してきた経験や、昔焼肉店を経営した時は、オープンしてすぐに狂牛病の風評で2億を抱えて閉店したあともその支払いをしながら現在に至っている経験があるので、その辛さはよく解ります。
そういう人に必ず、言うことがあります。
自社を再建するためには、今までの延長線上のことをしていては、到底再建できませんよ。
そして、再建するために何かを差し出さなければなりませんが、あなたはそれを差し出す覚悟がありますか?
と尋ねます。
私は、コンサルを受けて3年以内にほぼ100%再建してきました。
差し出すものとは、時間と汗です。そこには必ず、痛みと苦痛が伴います。自分で自分の身体を痛みつけるからです。
解りやすく言うと、「当たり前のことを、毎日コツコツと継続して行い、毎日やったことを検証し、反省し、改善策をレポートにしてもらうことです。
これは、簡単で単純なことですが、続けることが大変なんです。
そうでもしないと、一旦劣勢になった会社を立ち直らせることは至難の業なんです。
一度、条件変更した会社のほとんどは、倒産しています。
病気で言うと、末期がんと同じです。
よって、早めの決断が必要となるのです。早ければ早いほど助かる手立てがあるんです。