名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
早速ですが、昨年から今年にかけてどんどん土木工事業の倒産が増えています。
その倒産原因のほとんどは、人材不足と材料費の高騰が原因です。
この２つの原因は、今後益々続くので、今の状態で経営していてもいつかは倒産してしまいます。
公共事業の場合は、役所が単価を上げてくれなければお手上げです。
材料費については、いくら安い仕入れ先に変更したり、共同購入したりしても質を落とさない限りほとんど変わりません、
材料費の高騰は、平均で15～20％上昇しているので、会社の利益分以上を失うことになっています。
よって、材料費をこちらで用意しなければならない請負工事は、避けることです。
大手ゼネコンも人出不足が原因で、工事ができない現場が出てきています。
私は、今の時期は我慢の時だと思っているので、この期間だけでもゼネコンと交渉されて、値段交渉した後にゼネコンの下に付いてしのぐことがいちばん早い解決だと思います。
改善は、急を要します。本当に急がなければ取り返しがつきません。

あと、経費については、ガードマン費用です。
私のクライアントは、独自に別会社を設立して、ガードマン事業を自社でやるように動いています。

人出不足に関しては、どこの会社も同じです。
これは、同業他社とコラボして人材を確保することが手っ取り早い解決です。
取引先銀行に相談してみて下さい。
今、銀行業務は、マッチングを盛んにやっています。
中には、ホームページにその旨記載されています。

状況が状況なので、急務を要します。
早急に改善策を見つけて行動して下さい。

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