名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
こんにちは
昨日、一昨日とゾンビ企業の再建についてご紹介しました。
世の中、コロナ融資が終わり、益々ゾンビ企業予備軍が増えているので、ゾンビを退治しようとする動きが出ていています。
私の事務所に相談に来られる企業のほとんどは、金融機関に約束した返済ができない企業です。
しかし、これは「どうやって再建したら良いのかわからない」「どこから手をつけたらいいのかわからない」という経営者がほとんどなのです。
売上をあげると言っても、どうやれば売上をあがることができるのだろうか？
という企業が圧倒的に多いのです。
ゾンビになると、人間には戻れませんが、企業の場合は、きちんと改善できれば蘇ることができるのです。
私は、以前、銀行から紹介されて、名古屋のホテルの訴訟問題を相談されたきっかけで、そのホテルの再建業務をすることになりました。
当時は、銀行から執行していた行員もいましたが、その行員が、部下に「うちの銀行のお荷物」「悪の三羽烏」と言っていると言われました。
三羽烏とは、大きな負債を抱えている３社のことです。
確かに、93憶もの負債を抱えていれば、今で言う「ゾンビ企業」と言われても仕方がないですが、心の中で、「今に見ておれ。絶対に債権してやるんだ」と決意を強くしたのでした。

このホテルは、３年後に再建しましたが、ゾンビでもトンビでもやり方次第で再建できるんです。
その代わり、意識改革をしなければなりません。
経営者の意識が変わらない限り再建は不可能です。
「不可能は行動で可能になる」これが私のスローガンです。

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