経営コンサルタント毛利京申
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『破産や自殺などを考えるのならまだやることがある』

『破産や自殺などを考えるのならまだやることがある』

2024/10/15

『破産や自殺などを考えるのならまだやることがある』
 名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
 こんにちは
 早速ですが、私は、学生時代から弁護士事務所に18年間勤務している時に、93憶もの負債を抱えたホテルの経営を懇請されて自ら経営し、再建しました。
その後、大型焼肉店を新築後、経営コンサルタントとして独立しました。
しかし、そこにはいろんな大変なことがあり、ホテル経営の時も焼肉店を経営した時も大変な想いをしました。
 先ず、ホテル経営の時は、2年で4億の売上を上げたと思った矢先、急に毎月1,000万円ずつ資金ショートし出したのです。
 これには、焦りました。折角売上を上げても次から次、マイナス要因が押し寄せてきました。
 こうなると、夜も寝れません。
 更には、ホテルを再建後、ホテルの売上を上げるために設立した外食事業部で大型焼肉店をオープンしましたが、すぐに狂牛病の風評で、半年で閉店を余儀なくされ、2憶もの負債を抱えてしまいました。
 そんな時に、「自分を勇気づける言葉」と巡り合い、自分で自分自身を叱咤激励をしてきました。

 当時は、何度、「もうダメだ」と思ったかしれません。
  1つは、『神様は、乗り切ることができない試練は与えない』との言葉です。
 「お前はうまく行きすぎて、自惚れているから試練を与える」と神様から試練を与えられたと思うことにしたのです。
 「確かに2年で4億もの売上を伸ばしたのかもしれない。これぐらいで天狗になるなよ。お前はもっと困っている人を救うために経営コンサルタントになるんだろ。だったらもっと大きな試練を乗り越えてみろ」と言われた気がしました。

 そして、もう2つ目は、「死ぬ気でやっているか?どうせ死なないから」と言う言葉です。
 世の中、「死ぬ気でやります」「死んだつもりでやります」と部下から或いは後輩から聞きました。
 ところが、死ぬ気でやっても死なないで、皆さん死なないで元気にやっています。
 では、死ぬ気とは、どういう意味でしょうか?
 これ以上やると、ほっておくと本当に死んでしまうという意味です。
1憶の借金を背負おうとも、10憶の負債を抱えても死んだ人はいません。
「死ぬ気」というのは、覚悟の度合いを指しますが、過去に5,000件以上もの自己破産の申立書を作成してきましたが、「経営を死ぬ気でやってきましたか?」と尋ねると、「はい」という人はおりませんでした。
 そうなると、「まだまだ余裕がある」「やれることはある」ということになります。
 
 諦めるのは、いつでもできます。
死ぬのはいつでもできます。
 死ぬ覚悟があれば、何でもやれます。
 立ち上げるのは、今しかありません。
 やるなら今、生きている時にしかやれません。

 
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