名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です...
2025/01/31
名古屋を拠点に全国で活動する経営コンサルタントの毛利京申です。
おはようございます。
最近、餃子、唐揚げなどの無人店舗販売店がどんどん閉店しています。
餃子店だけでも最盛期1400店舗あるようですが、「餃子の雪松」だけでも400店舗もあったお店は、今では219店舗になったとのことです。
私は、食パン販売、タピオカ、餃子を含めたこの手のサイドビジネスは、反対でした。
何故なら、「誰かがやり、儲かっていそうだから自分もやる」的な発想で店舗を出すと、痛い目に遭います。
食パン販売は、値段が高すぎるので、最初は珍しくて買う人もいると思いますが、普段自宅で食べるものではない。しかもパンの酒類は1種類だけなので、選ぶ楽しみがないので、飽きられてしまうのです。。
無人販売は、人がいないので、口コミのサービスの提供とセールスができないので、販売促進がしずらいので、宣伝ができません。
しかも泥棒が多いからです。
食パンのお店は、今では姿を見せませんよね。
聞くところによると、飲食の素人が、このビジネスに手を出して失敗してしまったようです。
私の家の近くにあるカーマホームセンターの敷地に2年ほど前「50年餃子」の無人君が出来ました。
「40個1000円」という類を見ない格安です。
種類は、肉餃子と野菜餃子の2種類でした。
この2つを買って食べてみましたが、レベルが高く美味しいので、リピーターとなりました。
ところが、1年ほど前からひき肉の味がブロイラーの匂いが強くなり、それから買うのを控えていました。
当初は、原材料が値上がりする中、企業努力を重ねて値上げせずに頑張っているなと思っていました。
ところが、肉の質を落として維持したようです。
先週、お店に行くと、お店は無くなっていました。
食材の原料が上がると、どうやって値上げせずに、食品を販売するかは、永遠のテーマです。
ココイチのように、1年間で3回も値上げしてしまい、お客が激減しているチェーン店もあります。
多くの物販店は、質を落とさずに、グラム数を少なくして販売しています。
販売価格を上げるよりもこうしたほうが、お客の受けがいいようです。
しかし、そのやり方でいいのでしょうか?
先日、このブログでご紹介しましたが、50年2代続く「たこ焼屋」が、タコの代わりにかまぼこを半分以上入れて販売して、それが発覚して炎上して、最後には破産してしまったということがありました。
帯広市に「インデアンカレー」というチェーン店があります。
これは、十勝地方のみで展開していますが、味が抜群に美味しく、値段も安い
普通のカレーが税込み550円です。
http://www.fujimori-kk.co.jp/indian/
ラーメン屋も1000円の壁と言われていますが、博多で50年以上経営している「博多ラーメンはかたや」は、何と1杯290円。
餃子も250円という価格で、9店舗も展開して今でも成長しています。
https://hakata-ramen-hakataya.com/
このように、値段を上げる。
ボリュームを減らす。
それをする前に、真剣に対策を考えて下さい。
私は、経営コンサルタントとして独立する前は、弁護士事務所に勤務していて破産事件を5000件以上経験してきました。
そうするうちに、自殺者を出したくない。精神的に病む人を救うために、依頼を受けた企業の再建業務を繰り返すうちに、倒産する企業は、経験則上解るようになりました。
それは、倒産する道を歩む1つのパターンがあるからです。
もし、困ったことがあればご連絡下さい。
アドバイスを受けるだけでも倒産は回避できる可能性が高まります。
#経営#経営不振#売上促進#事業継承#社員教育#企業再生#経営改善#早期解決#情報戦争#資金繰り#経営コンサルタント#コンサルティング#物流#建設#ビジネスマナー#中小企業#零細企業#企業再建#自殺#破産#事業計画書#販売促進#講演
https://mouri-consultant.jp/